少女、町へ行く
闘気や通貨に関して、かなり無理矢理説を明突っ込んでます。
もっとうまくかけないかな・・・
現在森の上を飛びながらこれから自分たちが向かうはずだった町リーリスへ全速力で飛翔中
「とりあえず奇跡的にも財布が無事だし町に入って
適当に食べ物を買うくらいの余裕はあるかな」
ちなみに言い忘れていたが成長に関しては精霊たちが勝手に形を変えて体を作っているためらしい、私の精神年齢にあわせてつくってくれたのだとか。
前世で一応16歳だったのだけれど、なぜ14歳になった・・・。
加えて成長して服が使い物にならなくなったのでどうしようか悩んでいたら、精霊たちが、魔力で1時的ではあるけど衣服の代用ができることを聞いた。
これは精霊の中でも高位の人型精霊が良く使うもので霊装と呼ばれているらしく
布のような生地であるのに鉄の鎧よりも性能がいいらしい
「とはいえ魔力がいくら多いからといっても無限に湧いてくるわけじゃないから
最優先で服の調達かな。」
そんな風に独り言をつぶやきながら飛んでいると、町が見えてきたので、一旦
地面に降りそこから全力疾走する。
ちなみに、闘気+風の操作の併用でかなりの速度が出るのはすでに実験済み。
闘気に関しては屋敷にいた私兵の人の訓練を盗み見て何とか習得した。
いや、まぁ精霊たちの力借りたり魔力量でごり押してたけど今ではそんなこと
しなくても使える。
全力疾走して5分町の門の下にたどり着いた。
門番の人に驚かれても困るので途中から使う魔力量を調節し、闘気を使って駆ける普通より遅めに落として行った。
そして何事もなく町への入場料を払い、町に入る
「まずは服かな~門番の人の話だと安くて品揃えのいい服屋はここかな。」
「いらっしゃいませー」
店内に入って適当に服を探す。
「えーとこれでいいかな。」
それからいろいろと服を買って店を出る。
「さて、これでやっとご飯にありつける。」
もう胃は空っぽすぎては限界である。とりあえずおいしそうな香りに
つられて行くと屋台がある。
「おばちゃんこれいくら」
「1つ銅貨2枚だよ」
財布から銀貨を一枚取り出して渡す。
「2つ頂戴」
「はい、どうぞ」
ちなみに通貨は銅貨10枚で銀貨1枚
銀貨10枚で金貨1枚と非常に数えやすい。
確かこれはトルテという食べ物だったか、パンに牛肉らしきものと野菜をはさんだ
物である。
「ぁ~おいしい、久しぶりにまともなもの食べたなー」
町を見物しながら適当においしそうなものを見つけては買い食いし、宿屋にたどり着く。
宿屋に入りそれはそれは適当に手続きをし、部屋にはいると同時にベッド寝転ぶ
「はぁ、今日はいろいろ会ったなあんまりいい形ではないけど家族とは縁が切れた し成長したし、うん、もう寝よう。」
目を瞑りながら今後のことについて考える。
家族とは縁が切れた。もうそのあたりは気にしないことにする。
とりあえず名前を変えよう、フィアのほうはいじらなくてもいいだろう、成長
したので誰も見分けなどつかないだろうから、となるとやっぱり家名は変えるべきかな。
そうだな、私に関連するものがいい
そもそも英語にすれば恐怖や恐れといった意味、今更だけど娘になんて名前をつけてるだか。
恐れという意味があるのであれば名前になりそうなものそうだな
ここは大嵐や暴風雨のからテンペストでいいかな。安直過ぎる気がするがそんなものは気にしない今日から私はフィア・テンペストだ。
そんなことを考えながら睡魔に襲われて、眠りに落ちた。
フィアの容姿について
年は5才、見た目は14歳
髪は白色に薄く緑がかってちょうど肩にかかるくらい
目は碧眼で顔立ちはまるで作り物のように整っている
体のほとんどが精霊でできているためその気になれば容姿を変えることは簡単
現在の姿は精霊が勝手に変化させたもの。