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術師会館での災難(3)

いつも感謝・感謝です。

ペネンリックスは走った!マリアさんの手を引っ張って建物の中をあちらこちらに逃げ回った。モンスターが沢山いて何回も攻撃を受けたが、あまり積極的に追ってこなかったのが幸いだった。

モンスターがマリアさんを狙ってきたときは、ペネンリックスが身をもって防いだ。アビリティ”耐久力”が、丈夫になった身体が、思った以上に役に立ってくれた。

「アハァ、ハァ、ハァ、…も…走れ…ない。」

マリアさんは限界のようだ。しかし、ペネンリックスは少し息を整えるだけでもと通りに走れる…これもアビリティのおかげのようだ。

「先に上がって!」

階段を見つけ先に行くように指示する。階段の先が暗いのでもう屋上なのかもしれない。

今群がっているのはコボルトという犬顔の人型モンスターだ。魔剣で牽制して時間を稼ぐ。

「ダメ、屋上みたい、…開かないよ。鍵掛かってないのに!」

もうここでモンスターを防いで外の応援を待つしかない。

そう思ってコボルト達をにらめつけていると、1匹大きなモンスターが上がってきた。ホブゴブリンのようだ。

「気をつけて!あのホブゴブリン、リーダー種よ!」

頭に大きな角が生えて居て確かに強そうだ。背はペネンリックスより少し大きいくらいだが筋肉の膨らみはペネンリックスの倍以上ありそうだ。手にはどこからか剥ぎ取ってきたのか鉄パイプを握っている。

カキン、カキン、と武器を打ち合わせる。ペネンリックスが攻撃したのをかわして物凄いパワーでパイプを叩きつけてきた。かわせなかったので椅子で作った小盾で受けると一撃で粉砕された!メチャクチャ痛い!

押されてジリジリと後退しながら階段を上がる。後ろからマリアさんの荒い息遣いが聞こえてもう後が無いことがわかる。

がしん!相手の攻撃を両手で持った魔剣で受けつばぜり合いになる。そのまま腕力で一気に押しつぶされそうになった!

「はっ!」

衝撃波が顔にヒットする。マリアさんが加勢してくれたおかげで隙が出来た、股間を蹴り上げる!悲鳴を上げて三歩ほど階段を下がったホブゴブリンにジャンプして上から叩きつけるように魔剣を振るった!ホブゴブリンがパイプでそれを受けた瞬間、魔剣にヒビが入った…閃光が目を焼く!

そして、ペネンリックスは意識を失った…。





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