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嵐の前の…

感謝です!

ペネンリックス達は馬車に乗って依頼のあった村にたどり着くとまず村長のところへ向かった。ちなみに、護衛隊は村の手前で陣営の準備を始めている。村にこれほどの人数の者を招き入れるスペースがないためだ。今は護衛隊長のみ同行している。

「私がこの依頼を解決にきた冒険者パーティーのリーダーのウリエルである。村長、状況を報告せよ!」

村長は装備や言葉遣いからただの冒険者ではないことを感じ取ったらしい。丁寧な説目をしてくれた。話からすると報告にある以外の被害はないらしい。

「…村長よ、近くに洞窟があると報告にあったが?」

護衛隊長が質問をした。

「はい、ときどきゴブリンなどが住み着くので定期的に様子を見に行っておりますが…最近はいっておりません。」

「うむ、調べる必要がありそうだな。ではさっそくそこへ行くってみるか。」

ウリエル様がそういうと、

「ウリエル様、洞窟まで着く頃には日も暮れましょう。明日にされてはいかがですか?」

護衛隊長の進言にウリエル様は了承して明日のための準備をするといって、宿の提供を求めた…。

荷物を運び入れながらペネンリックスは…少し違和感を感じていた。護衛隊長は洞窟までの距離を知っているのか?報告書にそこまで乗っていたのだろうか?

何か…小さな引っ掛かりであったが…誰かに相談すべきか?

ウリエル様は論外、相談するにはアージュさんが一番適しているが…好きな人にちっちゃいことにこだわる男、などと思われては最悪だ!それに相手がドラゴンと聞いてからアージュさんは元気がない。

取り合えずあとでマリアにでも相談しよう…。


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