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千の魔剣の物語  作者: 名も無き魔剣の所持者
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四本目 月光剣セレネ

四本目 月光剣セレネ


 たった一人、一人だけでいい。

 それだけで全てが報われるから。




 満月の夜、天頂した瞬間の月の光を吸収して、神工カイラによって作られた剣。

 一度鞘から抜けば、周囲の光を吸収し、代わりに白銀色の光を解き放ち、穢れを祓うという。

 紀元前一万年ごろの、最後の聖戦にてミジュルンド王国の男将軍、シイハによって使用されたという記録が残っている。

 その証拠として、中央大陸の世界で二番目に大きな湖、ヴェイリッド湖の中心の島セント=マキナ島東半分で今でもなお白銀色の光が残っていることが挙げられる。

 現在では月の女神セレネを崇める宗教である月光教の、グリシャにあるキュラシル神殿に奉納されており、一般人でも一年の終わりの日にその姿を見ることができる。

 光とともに、あなたの魂までも吸われませんように。

2021/09/11 加筆修正


→三本目

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