表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
千の魔剣の物語  作者: 名も無き魔剣の所持者
16/43

十五本目 厭世剣カルメラ

十五本目 厭世剣カルメラ


 紀元三百年前後に活躍した十二賢者の一人、無明のカルメラが制作したとされる剣。

 無明のカルメラは一人の女性を陰ながら愛していた。

 カルメラは彼女と結ばれることはないと知っていながらも、彼女の為に尽くした。

 しかし、カルメラの力は一人のものにしておくには強大すぎた。

 彼が愛した女性は、彼の力を利用するために誘拐されてしまった。

 カルメラは奮闘したが、彼女は彼の腕の中で力尽きた。

 その時彼は悟った。

 力などあっても無意味だったのだと。

 いくら賢しい者でも限界があるのだということを。

 カルメラは冷たくなった彼女の身体から剣を生み出し、それを以て自身の喉を貫いた。


 死後、彼の身体は燃え上がり、同時に世界中に存在した彼の痕跡を遺す物は焼失したという。

一日二本更新は無理なことがわかりました。

なのでこれからは不定期更新にしたいと思います。ご容赦ください。

設定を考えるのは好きですが、毎日コンスタントに絞り出すのは難しいですね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ