表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/63

3.人間最速でも42km/hくらい。人とは愚かで脆い

さて問題です。

たけし君は20m/sで1.5kmの池をまわっています。

逆回りに太郎君が40m/sで同じ地点からスタートしました。

何秒後に二人は会うでしょう?

答えは読み終わった後の後書きにあります。

さて!

山斬は男としてとか、人魚としてとかちょっとバカバカしくなっていた!



「怖い怖いよーぅ」



後ろから無数の目玉の付いている化け物に無数に追いかけられる....

怖くない方が不自然である。


そんな心情の中ジグザグに裏道を逃げて工場に向かっていた。




しかしそんな中、

いやそんな中だからこそかもしれない!



山斬は走馬灯でも見ているかの様に頭を高速回転させていた!



(あのプニュプニュ達は時速60km/hでやって来ていて、

私は時速55km/hぐらいしか出せていない。あいつらとの距離が100mくらい空いてると考えて、行こうとしているのはちょうど1kmぐらい先....)



まあまあメンドイ数学の問題である。

だが山斬は違った!


(用はプニュプニュ側は時速5km/hで100mワティフェィは55km/hで1000mと考えると、ワティフェィ側は5.5km/sで同距離走っていると同じ!ギリギリワティフェィがあのいつもうるさい工場に入っていくのが先だ!)







この計算僅か0.3秒!









山斬は実は賢いのである。


それで余裕しゃくしゃくと山斬がなっていると....


「何!?周り込まれた!?」


やってしまった。

道のりとしては1kmが正しいが屋根から登られると先回り出来るのである。



「こ、これはこれはマズイマズイマズ過ぎるピョピョーン!!!」



山斬ほどの常識人が頭がいかれるてしまう程にマズイ状況であった!!!





無数のラズベリーは飛び上がり襲いかかって来た!

そして山斬はガチな方の走馬灯を見た。





(あ......昨日のカップラーメンの食べ残し....


洗濯物を洗ったは良いが干すタイミングを忘れてしまってどうしたらいいか分かんない洗濯物の塊.....


見るだけでほんの少し微妙な気持ちになる親の下着..............


下着?着替え?カップラーメンの容器ってプッチンプリンっぽいからスポっと抜けそう?)


微妙な日常の状況から得たキーワード達は一つの可能性を導いた!

そして山斬はこう叫ぶ!!















「究極高速脱衣システム!バネ鋼パンツの飛び上がり着替え!!!」












そうすると服が脱げ、パンイチになって飛び上がった!!!



「おおおおおおおお!!!」





飛び上がり地上100mくらいに達した時!

さらにこう叫んだ!









「山斬秘技その12!鱗壁キック!!!!!!!!」







肌から一枚鱗を取り、その鱗を壁キックみたいにキックした!

山斬のキック力は凄まじく、そのまま工場に飛んでいったのだった!


「イヤフウウウウウウゥゥゥ!!!今助けにいくぞ!!!!声の主よ!!!」


そしてその中小企業がやってそうなくらいの大きさの工場の屋根から!



「ズドオオーーーーン!」



すかさず山斬は地面に突き刺さった状態から起き上がり、声の主を探しにゆく!





「助けに来たよ〜〜〜l can’t help you〜〜〜ってあれ?これじゃ助けれないって言ってねえか?」





「オ..............ケテ!!!」




そうすると大きな扉を見つけた。


この扉の先から声は聞こえている。



「この幅を通るのは難しそうだなぁ.....」




幅1cmくらいの隙間。








しかし山斬は諦めない!







「んーお腹へっこましたらいけるやろ。」




















「....ズ...ズズ.....」























「スゥッ」



行けた。

思ったより行けた事は本人が一番驚いていた。








A.そんなに速く人は走れんわ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ