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23.迫り来る時

〜ロケット内にて〜

「皆サン!今カラマジック見セマス!」

ビザリが自信満々にマジックを披露しようとする。

「今カラコノクローゼットヲ浮カセマス!」





「ピロピロピロピロ」

ビザリはクローゼットに宇宙人的なエネルギーを与えた!

すると、

「ポワンポワンポワワン」

クローゼットが浮いたのだ!





「素晴らしいマジックだよ!」

「凄いわ!初めてこんなマジック見たわ!」

ピュアなレイジーとアプシュルノは驚く。

「どうせ何かしらのトリック何でしょ?」

ソフィーは2人が喜んでいるのが気に食わなかった。




それに対してビザリは

「ハイ、コノマジックノトリックハビザリノ(ちから)デ浮カシテマアス。」

「だからそれのトリックは何って聞いてるのよ。」

「ダカラ私ノ(ちから)デス。」

「はあ!?」









「.....それって....超能力じゃ無いんですか....?」

哲也が聞くと..






「コレッテマジックジャナクテ超能力ッテ言ウンデスネ!分カリマシタ!!」

「はあ!?トリックでも何でも無くただ超能力なの!?最初からそう言いなさいよ!!」

「スミマセン.....」







一方その頃圭吾と山斬は.....

「いいか?お米よ!これから先には星の命運を賭けた大いなる試練が我々に迫っている!もしかしたら我が左手に宿っている黒龍の力を使う時が来るかもしれない...」

圭吾は山斬のオッコメーノからお米と呼んでいる。




「なるほど!つまりは警戒すればいいんだな!」

「そうだ!我々には神か、天使か、悪魔なのか、誰が起こしたか分からない悍ましい運命に警戒し、耐え忍ばなければならない!そしてその運命の渦の中心となるのは..」




圭吾は右手を上げて、山斬の方にゆっくり倒して指差した。

「君だ....」

「そうか!俺が頑張らなきゃいけないんだな!」

山斬は何も分かっていない様子だった。





そしてしばらくすると、ロケットの外に満月手前の月が見えた。






「綺麗な月だわ〜!」

「ん?どうしたのだアノよ。」

「私ね、ずっと余り外に出る事が出来なかったから、こうやって綺麗な外の景色を見てみたかったの!」

アノは目を輝かせていた。




「ねえねえお月様は何で毎日出るタイミングと形が変わるか知ってるかしら?」

「何故か言えるかアノよ」

「それは、お日様を飽きさせない為に毎日姿を変えてるのよ!」








それに対して

「いや違うぞ。月の公転と地球の自転と公転が、噛み合う事によって1ヶ月周期に太陽の光の当たり方が変わるからだぞ。」

こういう知識は豊富な山斬であった。





「いや夢ぐらい見させてよ..」

山斬の言動でガッカリするアプシュルノ。







「マジレス乙ー」

哲也が言い放った。

「ん?“まじれすおつ”とはどう言う意味なのだ哲也よ。」

「いや.....何でもないです....」



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