異能に生きる

　第三次世界大戦の兵器の多用によって超能力（マジック、エレメント、ポゼッション）が使える者が増えた日本。それを狙う国家や組織。それに対抗するべく日本国内に非公式的に作られた”関東独立国”。
　そこは完全に超能力を使える者と使えない者を分けた場所であった。もちろん差別があったわけではない。がそこには様々な問題を抱えた者も多かった。武宮イザヤもその一人だった。
　これはそんな問題を抱えつつも理不尽な世界に立ち向かっていく超能力者の物語である。