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七不思議になろう

作者: リミョウ

暇潰しにでもなれれば幸いと書いたはなしです。かるーく読んでくだされれば、ありがたいです。

やあ、よくきたね。来ないかと思ってたよ。だって塾あるって言ってただろ。 友達だから。 はは、ありがとう。じゃあ、この学校の七不思議を教えてあげるよ。


まず1つめは有名なやつさ、トイレのやつ。そう、花子さん。知ってる?花子さんって本当は水の神様らしいよ。もともとはね。でも、この学校の花子さんは違う、ある生徒がね、七不思議を探検しに行ってトイレでいなくなっちゃったんだ。今でもみつかってなくて、その子がこの学校のトイレにでるんだって。


2つめはね、これも有名かな?鏡。この学校の鏡はね、異世界に通じているんだって、だいぶ前の話だけど。鏡に向かって走っていった子が消えちゃったんだって。こわいよね。


3つめはあんまり怖くないかな。この絵、夜、動くんだって。

この絵はある生徒が自殺前に描いたらしいよ。


4つめは、、、大丈夫?顔色悪いよ、大丈夫?ほんとに?わかったよ、じゃ、説明するね。学校に池があるだろう、あそこにはね、河童がいるんだって。探しにいった子が行方不明になっちゃったらしいよ。


ねぇ本当に大丈夫?いいの?ウ~ン、じゃあ続きは明日にしようよ!え?いいのかって?何が?もう今日は休んだほうがいいよ。うん、じゃあ、また明日ね!




あっ!こっち、こっち、やあ、部活大変だったね。七不思議の続きだったね。よし行こう。


5こめはねー、怖いよ~。校庭のゾンビ。この学校にむかーし死形場があってね、そこで殺された人が夜な夜な甦って生きている人を襲うんだって。本当にいなくなった子もいるらしいよ。校庭にいなくなった子の血液だけがひろがってたって。怖いよね!


6つめ、もうかなり大詰めだね。でもこれは大して怖いわけじゃないなー。七不思議って7つ一気に聞いちゃだめって知ってた?ある生徒がね、それを破って7つ一気に聞いちゃったらしいんだ。その子は今もさまよってて新しくはいって来る子をねらってるんだって。


さて、7つめか。七不思議って言うけどサー、本当は7つ以上あるんだよね。でも実際に被害がでたのは話をした6つだけなんだ。ところでさ、君って自分が何者かわかってる?うん、そうだ僕の友達だ。それじゃない自分自身のことさ。わかんないの?やっぱりそうなんだ。7つめ異世界からの来訪者。きっと君はそれだよ。だって、誰も君を知らんかったし、君は何もしらなかった。だからさ、君。この学校の七不思議にならないかい?え、嫌だ。ウ~ンそっか、じゃあ、いいよ。まあ、またいつか気が向いたら来てね!ばいばい!





?、僕はなにを?ウ~ン、部活が終わったとこからさきの記憶がない。昨日もこんなことあったな。大丈夫かな?僕は。まあ、いいか。帰ろう!帰らないと母さんに叱られてしまう。


ふう、そういえばだれかが七不思議について話そうぜって言ってたな。下らない。

うん?電話か?


がちゃ

「もしもーし、お前どこ行ってたんだー?」

「は?どこにも行ってねぇよ。」

「あれ?まじで?部活終わってマック行こーぜって言ったら、用事があるって、どっか行っちまったじゃん!」

「はあ?すぐ家に帰ったぞ。」

「ウ~ン、そうか!そうだったか。すまんないきなり電話して。何かすげー青い顔してたからよ!お前。心配でさ。」

「そうか。心配かけてすまんかったな。」

「いいよ、いいよ。じゃ、明日な!ちゃんと七不思議しら

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