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反逆の大東亜  作者: 零戦
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第三十九話

さて御待たせしました。サービスシーンです。サービスサービスヽ(・∀・)ノ







―――トラック諸島―――


「イヤッホーッ!!」


ザパアアァァァァァーーンッ!!


 戦艦榛名の防空指揮所から艦魂である榛名が海面に向かって飛び降りた。


「プハァッ!!南方での海水浴は楽しいぜッ!!」


 榛名はサラシと褌で飛び込んで泳いでいた。


 榛名が背泳ぎをすると、その胸に巻いているサラシが大きい事を強調している。


「戦艦だから大きいんだよ。サラシを巻いて少しキツいけどな」


 あ、そうすか。


「何を言っているのだ榛名?」


「ん?姉貴か」


 そこへ、榛名と同じくサラシと褌をしている金剛が榛名の元へ泳いできた。


 なお、金剛は榛名より大きく、サラシを巻いていてもはち切れんばかりの胸である。


「なに、私は英国生まれだからな」


「………説明になっていないぞ姉貴」


 榛名がツッコミを入れる。


「どうだ榛名?今から夏島の周りを遠泳しないか?」


「いいけど………何で髪型がツインテールなんだ?」


 金剛は金髪の長髪をツインテールにしていた。


「三笠によれば、金髪のツインテールはフラグだと抜かしていたが………まぁ私はポニーがいいがな」


 金剛はそう言ってツインテールからポニーに髪型を変える。


「では行くぞ榛名。軽く十周といくか」


「いやそれは姉貴だけしか出来ねえよ………」


 榛名は溜め息を吐きながら既に泳ぎ始めた金剛の後を追いかけた。


 ちなみに榛名は七周で倒れ、金剛は調子が良かったのか十二周もしたのであった。






 一方、夏島の海岸には半舷上陸で休暇をしている霧島三姉妹とその従姉である桃野少尉、才渓少尉がいた。


「………私達は遊んでいていいのかしら?」


 才渓少尉がポツリと呟いた。


 なお、五人はワンピース型の水着を着ている。


「半舷上陸をしているんだからいいじゃない」


「そうね。休める時に休まないと後がしんどいからね」


 八重と樹里が言う。


「そういう事だ美紀」


 才渓少尉の肩にポンと手を置く桃野少尉である。


 ちなみに、この四人も榛名並にある。


 しかし、一人だけが違った。


「…………………(;つД`)」


 まぁ聖である。


 理由は書かなくても分かるでしょううん。


「うんじゃないぞ作者ッ!!何故私だけが……何故私だけがッ!!」


 まぁ………仕方ないよ。


「どうしたの聖?(*⌒3⌒*)」


 長女である八重がやけにニヤニヤして、胸を強調するように(寄せてる)言う。


「………ウワアアァァァァァーーーンッ!!!( TДT)」


 聖は泣きながら砂浜を走った。


「………八重、それは酷いと思うよ?」


 双子の姉に、樹里は冷や汗をかきながら言う。


「だってその方が面白いじゃない」


 しれっと言う八重であった。


 意外と悪魔っ子みたいな性格である。


「あら?毎月コミックホットミルクを買っている作者に言われたくないわね」


 ………すみません。





 とまぁ女性陣の話しはそれくらいにして、珊瑚海から帰還した第二航空艦隊はトラック諸島に入港していた。


 トラック諸島には明石型工作艦二番艦の三原が待機しており、珊瑚海海戦で損傷した千歳と龍鳳の修理をしていた。


 二艦とも次の作戦に備えて修理を急がせている。


 そして我等が主人公である三笠は今、山口長官や、寺岡参謀長、奥宮航空参謀、霧島大尉と共に二式大艇に乗って内地へと帰還中であった。


「………水着………見たかった………」


 三笠は溜め息を吐きながら小さく呟いた。


 本当は三笠自身も半舷上陸で休暇であり、三姉妹や桃野少尉、才渓少尉の水着姿を見たかったのだが山口長官に「今から内地に帰還して次期作戦の決めるから出席してくれ」と言われたので泣く泣く三笠は同行したのである。


「静流のは見たけどな」


 霧島大尉がポツリと呟いた。


「何でや?」


「昔、静流が家に泊まりにきた時に着替えている最中に出くわしてな。その日の記憶はそれだけしかない。何か両方の頬が異様に痛かったな」


「………………(それは殴られた証やろな)」


 三笠はそう思った。


 三笠達が乗る二式大艇は無事に内地に帰還した。








御意見や御感想等お待ちしていますm(__)m

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