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反逆の大東亜  作者: 零戦
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第百十六話

チハとチハ改大活躍です(笑)






 ハワイ諸島を防衛する艦隊がいなくなったのを確認した上陸船団は四月二八日にオアフ島沖合いまで接近した。


 ハワイ諸島の航空基地は既に第二機動艦隊が三回、第一、第三機動艦隊が一回ずつ爆撃をして使用不能にさせていた。


「これより支援艦砲射撃を開始します」


「うむ」


 松田参謀長の言葉に宇垣司令官は頷いた。


「支援砲撃開始ッ!!」


「撃ェッ!!」


 金剛型四隻と第三機動艦隊の戦艦部隊も含めた戦艦群が一斉に艦砲射撃を開始する。


 使用砲弾は主に三式弾が多く含まれている。


 戦艦群から発射された砲弾はオアフ島の海岸に命中し、機関銃陣地や高射砲陣地を燃やしていく。


「上陸船団より入電です。これより上陸を開始するとの事です」


「うむ、では砲撃を中止するか」


 流石に砲撃する中、上陸部隊が海岸に近づくのは自殺行為に近い。


 戦艦群が砲撃を中止すると、上陸船団から多数の大発が上陸する兵士を乗せて発進した。


 大発の中には、三式中戦車や九七式中戦車改を乗せた揚陸艇もあった。


「いいか、扉が開いたら一目散に走ってタコツボに入れよ」


 上陸作戦の経験者である古参の軍曹が兵士達に言う。


「戦車隊が先に上陸するぞォッ!!」


 大発を操縦していた操縦手が叫んだ。


 三式中戦車や九七式中戦車改を乗せた揚陸艇は大発隊より先に砂浜に押し上げて戦車隊を吐き出した。


「ジャップが戦車を吐き出したぞッ!!」


「撃て撃てッ!! ジャップを砂浜で死なせろッ!!」


 生き残っていた機関銃陣地や速射砲陣地等が一斉に三式中戦車や九七式中戦車改に攻撃を開始した。


「カクカク、敵さんの総攻撃だ。気合いを入れろよッ!!」


 九七式中戦車改の戦車長が叫ぶ。


 三式中戦車と九七式中戦車改は厚い装甲を盾にして突き進む。


「速射砲でジャップの戦車を止めろッ!!」


 米軍の三七ミリ速射砲が三式中戦車に砲撃する。


 しかし、砲弾が弾き飛ばされた。


「くそッ!! 奴等の戦車の装甲は堅いぞッ!!」


 その時、三式中戦車の砲搭が三七ミリ速射砲に狙いを定める。


「逃げろッ!! やられるぞッ!!」


 だが、彼等はアハトアハトの餌食となった。


「シャーマンはまだなのかッ!!」


 十二.七ミリ重機関銃を撃つ兵士が叫ぶ。


「見ろ、シャーマンが来たぞッ!!」


 漸くM4戦車十二両が援軍としてやってきた。


「タイプ97スペシャルを狙えッ!!」


 先頭のシャーマン二両が接近してきた九七式中戦車改に攻撃する。


 しかし、九七式中戦車改はそれを弾き飛ばした。


「何だとォッ!?」


 それを見た戦車長は驚いた。


「クソッたれッ!! 砲弾を弾き返しやがったッ!!」


 もう一両の戦車長が舌打ちをする。


 その時、九七式中戦車改が射撃をしてシャーマンを撃破した。


「くそッ!! ウォーカーがやられたぞッ!!」


 シャーマンの戦車長はそう言いながらも射撃をさせる。


 だが、これも九七式中戦車改は弾き飛ばした。


「後退だッ!! 後退しろッ!!」


 しかしこの戦車長も直後に九七式中戦車改からの攻撃に戦死するのであった。


 援軍に来たシャーマン十二両を撃破した戦車隊はそのまま海岸にある陣地を蹂躙していく。


「今が好機だッ!! 総員着剣ッ!!」


 兵士達が銃剣を取り出して九九式小銃に着剣していく。


「突撃ィィィーーーッ!!」


『ウワアァァァァァーーーッ!!!』


 とある連隊長の突撃命令に兵士達は雄叫びをあげて突撃を開始した。


「ジャップのバンザイ突撃アタックだッ!!」


「撃て撃てェッ!! ジャップを近づけさせるなッ!!」


 突撃してくる日本兵士達に機関銃弾が浴びせられるがそれも程なく終わりを告げる。


「味方の爆撃隊だッ!!」


 この時飛来したのは第二機動艦隊から飛び立った攻撃隊九十機である。


 攻撃隊は突撃を妨害していた機関銃陣地等を破壊していく。


「突破口が開いたぞッ!! 突撃ィィィッ!!」


『ウワアァァァァァーーーッ!!!』


 兵士達は再び突撃を開始した。










御意見や御感想等お待ちしていますm(__)m

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