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春夏秋冬〜  作者: ギン狐
3/6

紙飛行機



さぁ…


遠くへ旅にいって…


まだ見ぬ世界へと。




*  *   *  *




真っ白な紙に



君への思いを

綴った。。。




それは

手紙のようで


でも

手紙とは違って




君への思いが

本心として書いてある



そんなモノ。







くっきりと

折り目のついた




紙飛行機を作った。









空 高く 飛べる

紙飛行機を。



遠くにある

まだ見ぬ世界まで

行ける様な


紙飛行機。







私の


手から


指から




スゥーと

滑らかに 飛び立つ




広大な空へと――……










あ、という間に


あんな遠くへ。







もっと。



もっと。






遠くへ。









君に届くまで




遠くへ。







いつも…


恐くて

恥ずかしくて



言えないこと…




隠さず書いてあるよ。







その 紙飛行機に。







君への思いが


綴ってあるよ。















言いたくても


恐くて言えない


このキモチ。




押さえきれなくなった



このキモチ。






紙飛行機に包めたよ。



そこにウソなんて


一つもないよ。




だから

君まで届いてほしい。




伝えたいから。






本当は口で言いたいけど

恐いの。。。




臆病者と罵られても

今の私には

これが精一杯。







ほらね、

君への思い

綴ってあるでしょ?



「大好き」

ってキモチ

 と

もう一つ……




ねぇ

君に届いた??

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