表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
郭図に転生したのだが、俺は袁紹を勝たせていいのだろうか  作者: みらいつりびと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/8

曹操との戦いの前

 俺が郭図への転生を意識したのは、袁紹が曹操との決戦を前にした時期だった。

 それまでは前世の意識はなかった。 

 赤壁以上に天下分け目の戦いである官渡の戦いは、紀元二百年に勃発した。そのちょっと前に俺は自分が郭図になっていると自覚したのだ。


 その頃、賢明な軍師である沮授と田豊は、曹操を侮りがたいと見て、袁紹に持久戦を献言していた。

 あまり賢いとは言えない郭図と審配は短期決戦派で、許都急襲を袁紹に進言していた。

 郭図の心は沮授への対抗心でめらめらと燃えている。

 そんなときに俺の意識が目覚めたのだ。その前にあった郭図の意識はどういうわけか消え去った。

 郭図はまちがっている。

 沮授が正しい。

 

 官渡の戦いの前に、袁紹は豊かな華北四州を我が物としている。

 曹操をじっくり締めあげてやればよかったのだ。

 焦って冒険的に戦う必要はなかった。


 沮授は偉大だ。

 孔明が劉備に「天下三分の計」を授けたように、沮授は袁紹に「華北四州を平定して天下に臨む」という雄大な計画を提案している。

 百九十一年のことだ。

 そのとき袁紹はなりたての冀州牧でしかなかった。


「冀、青、幽、并の四州を平定し、洛陽の宗廟を復興して、帝をお迎えください」と沮授は袁紹に語った。

 袁紹は感銘を受け、沮授を監軍に任命した。袁紹に次ぐ軍の高官で、総指揮を任せたのだ。

 この頃の袁紹は賢明だった。

 郭図がすべてを狂わせるのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ