第九話 火単眼坊
「䵷鑼禰、あれは一体なんだ!?」
俺が聞く
「あれは火単眼坊です!」
「じゃあ何で燃えてんだよ!」
憙嵒が叫ぶ、
「あれは普通の単眼坊ではありません!火に単眼坊と書いて火単眼坊です!!」
「だからって自身も燃える必要はねぇだろ!」
それはそうだ。
「とりあえずどうする!?」
縡臥璢が初めて口を開く。
「そうですね、、」
「俺の超能力で地面を割ってあいつのバランスを崩せばいいんじゃねぇか?」
「それなら俺の精神操作の方がいいだろ!」
「それか私が一度あいつの攻撃を防ぎます!その間に2人がやってくれたら、、」
「防御が破られたらどうするんだ?」
俺が聞く。
「私の超能力は『絶対防御』です。どのような攻撃でも一度は必ず防げますので、安心してください」
「そうか、なら任すよ!」
縡臥璢がいった。
「その間に俺と憙嵒でやつを追っ払えたらいいんだな!」
「いっちょやるか!」
俺たちが止まると奴は炎を吹いてきた。
「はぁっ!!」
䵷鑼禰が防御結界を張る。その間に憙嵒が地面を割り火単眼坊のバランスを崩す。そして俺は奴の目に視線をやる。その瞬間、俺は倒れてしまった。
「残愛!!」
䵷鑼禰が俺の名前を呼んでるのが聞こえた。でも、もう、、。