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第八話 邪邪の村
俺たちはじいちゃんに別れを告げた後、邪邪の村へと旅立った。じいちゃん情報では、なんと古代兵軍国の中に邪邪の村があるらしい。
「邪邪の村の図書館って世界一って言われてるけどさ」
憙嵒が口を開く。
「正直言って憎世の果てに関する文献はない気がするんだよね」
「なんで?」
俺が聞く。
「いや、あったらもうあそこは伝説の地ではなくない?」
「どういうことですか」
「だからさぁ、憎世の果てに関する文献があったら既に発見されててもおかしくなくない?ってこと。まあ分かんないけど」
「それはなくないか?」
縡臥璢が口にする。
「あたしはだからこそ伝説の地だと語り継がれているのだと思うよ」
「実際にどうなんだろうな」
俺が口を開くとみんな黙ってしまった。やめてくれ。白けた様になってるだろ。俺は白けていない。
「お、もうそろそろだぞ」
とりあえず話を続けようとする。なんて俺だ、みっともない。
「,,なんかおかしくね?」
「え?そうか、、?」
だが縡臥璢のその発言は当たっていた。なんと邪邪の村は炎上していたのだ。
「!?」
それを見るやすぐに䵷鑼禰が驚きの表情を表す。
「全員!!今すぐ逃げてください!!あいつがいます!!」
その目線の先にいたのは燃えた単眼坊だった。




