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残酷の微笑  作者: 彁鋻都窳
1.憎世
2/11

第二話 宿泊所の来客

「みなさんどうもこんばんは。私は喰堕落(くだら)と申す者。ここは今日から私の土地です。死にたくなければ退室して下さい」

喰堕落、、。聞いたことがある。

「まさか強奪凶主(ストルマスター)がお出ましするとはね」

「俺もびっくりしたぜ、、。おいおっさん、ここには何もねぇぞ?」

いやそれはこの宿泊所に失礼じゃ、、。

「貴方達は知らないようですね。まあいいでしょう。早くお退きなさい。死にますよ」

「死なねぇよ」

憙嵒(きがん)が叫ぶ。

「強奪凶主なんて、相手になりませんよ」

䵷鑼禰(わらね)が嘲笑う。

「貴方達、、。なんだか勝つ気満々ですね、、」

「当たり前だろう。だってお前は雑魚なんだから」

俺がそう言うと

「だまらっしゃい!いいですか!貴方達は、今日!この場で!私に殺されるのです!」

そう言って喰堕落が攻撃を仕掛けてきた。

「䵷鑼禰」

「はい」

それだけで䵷鑼禰は意味を察し、防御結界を展開する。

縡臥璢(さいふる)

「あいよ」

縡臥璢はそれだけで魔法陣を展開し、光線を放つ。

「憙嵒」

「言われなくても」

憙嵒は地面に手をつき、地を割る。そして、喰堕落は体制を崩した。

「くそっ、どうなっている!?」

喰堕落は立ち上がれない。

「今です、残愛(ざんめ)

䵷鑼禰にそう言われると俺は喰堕落の目を見つめる。およそ10秒間、見つめる。よし、これでいける。

「腹を切れ」

俺がそう言うと、喰堕落は俺たちの目の前でなす術もなく腹を切って死んだ。

「一件落着ですね」

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