新三郷などの貨物操車場跡地や南船橋のあいている場所に物流の結節点になる施設を作ろうか
さて、最近は千葉ニュータウンに関してのテコ入れ、アルテママンに関してのテコ入れ、日本の税制についてのテコ入れなどをやってきた。
そして千葉ニュータウンのテコ入れでいろいろおこなったが物流の結節点になる、大型貨物倉庫についてはまだ整備していなかったのを思い出した。
前の人生では船橋にはYFLPと呼ばれる四ツ井の大型物流倉庫が船橋近辺では南船橋や西浦、市川塩浜などに展開していて、その他に千葉県だと印西や柏、八千代勝田台なドに建設されていたし千葉県以外にも多数展開されていた。
ここはいざというときには津波から避難できる防災施設にもなり、物流会社の人手不足を解消するための完全無人化のテストケースになった施設もあったりした。
まあ、現状では産業ロボットや無人フォークリフトなどはまだそこまで発達していないし、ネットでの通信もまだほぼ存在しないのでそういったものを再現するのは無理だが、鉄道貨物や高速道路を介して運ばれてきた荷物を一旦集積し小売店や一般家庭などに配達していく場所は今後必要になっていくはずだ。
それにこういった場所を作っておけば雇用も生まれるしな。
現状の日本には総合的な物流倉庫というのはまだ無いと思うんだよな。
物流倉庫というのを魚介類や野菜などに置き換えてみれば東京の築地などの大型の市場が近いと思う。
農家や漁師を工場などに置き換わり競りのようなオークション形式ではないあくまでも集積して一時的に保管する場所ではあるはずなんだが、正直日本の物流に関しては複雑すぎてよくわからなかったりする。
日本の場合は物流に日本郵便や日本郵船のような郵便局が大きく関わっているところや食品や玩具などのような問屋や出版取次のような業界独自の流通業者が入ってるところも大きいしな。
ちなみに1990年代まで多種多様な娯楽やネット情報も溢れていなかったため、新聞や雑誌は情報源として重要視されていたし、書籍は教育や情報収集、そして娯楽においても重要な位置を占めている。
これはインターネットが大きく発展していく2000年代からはだいぶ変わってくるけどな。
また、このくらいまでは鉄道網全盛の時代でもあり、駅周辺が人がもっとも集まる場所でもあった。
これにより、駅前に小売店の出店が進み、駅前にはデパートや大型スーパー、大型電気店やカラオケ店などが多数出店していく。
しかしこれは高速道路の発達とともに大型スーパーや電気店などは駅前から離れていったりもしたし、駅前商店街がシャッター街になったりした。
潰れてしまう個人商店などには悪いと思うが、ある程度は時代の変化を受け入れていくしか無いのだとも思う。
洋傘店や帽子店とかってどう考えても需要そのものが先細りだしな。
そういうわけで俺は早速北条さんに相談することにした。
「北条さん。
新三郷の貨物操車場跡地や南船橋のヘルスセンター跡地の空いている場所に、階層式の大型物流倉庫を作っておきたいんだけどどうだろう。
一旦テストケースとして作っておいて、うまくいきそうなら高速道路のインターチェンジ近くや港湾地域に、首都圏や地方主要都市の広域配送のハブとして機能するような場所を作っていきたいんだけど」
俺がそう言うと北条さんは首を傾げながら聞いた。
「それはまたどうして?」
「今の日本の物流はたてわりすぎて効率が悪いと思うし、俺達は工場やコンビニを傘下に持ってるから高度な物流機能を持つ物流倉庫を他に先駆けて作っておけば、シェアをある程度握れると思うんだ。
もっとも日本の場合はまず郵便局って言う超強力なライバルが居るんだけどさ」
「なるほど」
「各階にトレーラーや20トンオーバーの大型トラックが直接乗り入れ可能な登り用と下り用別々のランプウェイを作って、高天井、柱間隔の広い大きな空間に厚い床も必要だね。
まあ、集める荷物の種類にもよるけど、大型の冷蔵庫や洗濯機みたいな大型家電の入った段ボールなんかも普通において置けるようにはしたい。
あと緊急時には津波からの避難先にできたうえでの耐震・免震構造を十分に備えている施設にしないといけないし、いざというときの非常用発電機何かで、大きな地震の直後何かの大規模な災害時にも事業を継続できる施設にしておきたいな。
そして地域雇用の創出に加えて、商業施設との複合開発もすることで、地域社会への貢献も目指していきたい」
「とはいえ設置できる場所はかなり限られていそうですわね」
「まあ大型トラックが通っても問題ない幅の広い道路があって高速道路のインターチェンジや港湾施設にちかく、それなりに人口が多い場所に近い場所って制約があるからね」
「それでとりあえずは新三郷と南船橋というわけですか」
「そういうことになるね。
正直すぐに儲けにつながるかどうかはわからないけどさ」
「まあ、あなたの考えでは雇用を創出できればそこまで儲からなくてもいいのでしょう」
「そういうこと。
自動車や電機の工場を買収したのも同じ理由だからね」
実際に電機や自動車の工場の地元への雇用の創出というのはかなり大きいんだよな。
まあ今後は産業用ロボットなどで必要な人数は減っていったりするんだけど。
ロボットやAIが発展すれば人間が楽に暮らせるようになるかというと、単に働く場所を奪われるだけになるのはいただけないんだが。
「とりあえずはわかりましたわ。
とはいえこの件に関しては急ぎではないでしょうし、運送会社とも交渉しないといけませんからすぐには取りかかれませんが」
「あ、うん。
他にもやることがいっぱいあるだろうから、すぐに着手はしなくてもいいけど、準備はしておいてほしいかな」
「わかりましたわ。
そのように手配しましょう」
「うん、ありがとうね」
北条さんがめちゃ仕事ができる人で本当に助かるよ。
今回はMFLPという三井不動産の施設がモデルですね。
アマゾンやZOZOTOWNなどは自前で倉庫を持っているようですが、こういった施設も利用しているみたいです。




