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前章2

異世界アルティナを構成する大陸の一つ、アールド大陸。

 その西方に、一つの小国があった。


 名を『リディベル王国』。


 人間種が中心となって建国された国の一つである。

 アールド大陸西方地域の国の中では、小国であるこの王国。しかしその歴史は三百年と、この戦乱の時代にあってそこそこの歴史を誇る。


 もちろん、存亡の危機は幾つもあった。特に西方最大の勢力を誇る国家――『アスタロス帝国』による侵略行為に何度も晒された。

 そしてその度に、リディベル王国は他国と協力し、多大な犠牲を払いながらも打ち勝ってきた。


 その原動力となったのが――帝国の狙いでもある――王都が存在する沿岸地域で行われる海上貿易と、王国領土に多く存在する鉱山資源であった。

 この二つから生まれる莫大な富と、それ以上の公正明大な立ち振る舞いで諸外国を味方につけ、王国は帝国の魔の手を幾度となく跳ね除けてきた。

 そして今、リディベル王国は過去最大の力を手に入れ、周辺地域に安定をもたらしていた。


 その力とは一人の少女。

 名をリリア・リディベル……リディベル王国の王女であり英雄。


 彼女は、世界最強種・ドラゴンの力を身に宿す『ドラゴン・スレイヤー』であった。


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