4.怒りの接待編
本題の前に……。
以前、某半島向け商品のお話しを致しました事も記憶に新しいと思います。
昨年夏に発注書をもらい、納期通りクリスマスまでに完成。ただし、最終工程未定だ!
ゴールを動かされたあげく、どう考えても間に合わないタイミングで最終仕様確定。
下請けさんに、ものごっそ迷惑を掛けて(土日出勤)、どうにか完成させました。
おかげさまで、いろいろとご心配をおかけいたしましたが、無事、3月期末にて、日本の商社さんに請求書発行ができました。
これもひとえに、皆様のおかげと感謝しておる次第です。
……商品は弊社預かりですけどね。
……商社さんが輸出できなくて困ってますけどね。
なんでもね、販売してないのに追加が入ってきたそうで。
通常、最短で45日のリードタイムが必要な製品に、15日のリードタイムで。
しかもまたしても根本的な仕様変更。一からサンプル作り。
しかもしかも、一方的通告で。
追加分が、納期に間に合わなければ、事前発注の製品もキャンセル。ペナルティを発行するとの事だそうです。
何言っているのだか、わからねーと思うが、俺も何をされたのか、判らなかった……。
どうにかしてくれ、とばかりに商社の担当者さんが、某半島国家営業との交渉内容を あろう事かママ原文でメールしてきました。
あきらかに契約内容違反。日本サイドに不手際はありません。
だが、あえて言おう!
知らんがな!
さて、本題(オマケ話かもしれない)の某国出張報告書の続きです。
2日目からは、F社社長、F氏がアテンド。初登場である。
別々に某国へ入り、ホテルのロビーで待ち合わせ。
何事も無く、工場へ乗り込んだ。
このF氏、工場での商談で、盛んに私を持ち上げる。
事実の話なので、拒否は出来ない。拒否すると嘘つきになるからだ!
今日は、大変気持ちの良い商談であった。
F社は、社長を入れて3人の会社。某国貿易を主業務にする会社ってそんな規模が多いのである。
翌日、F社の営業マン1人と合流。
3人体制で、某国工場と商談。
商談後、休憩と打ち合わせのため某国スタバへ入る。
ここで、もう1人F社の社員と合流。
F社。社員全員が某国でそろう事となる。
その後、夕食をF社全員と、私との4人で頂いた。
かなり奮発した料理であった。珍しく美味しかったことを付け加えておこう!
その後、F社全員と私とで、足の裏マッサージ店へ(歩いて)移動。
これが接待である! 接待を受ける身分になったのかと素直に感動!
大部屋にて、4人全員が横一列に並んでマッサージを受ける。
豪勢な宴会と楽しい娯楽。
……。
……これって社員旅行っぽくね?
いや、もはや社員旅行そのものではないか!
私を接待すると称して、じつはF社社員全員が遊んでいるんでなくね?
そしてホテル。
トイレは某国製ウォシュレットが付いていた。ラッキー!
拡散型ウォシュレットだったですよーおしりべちゃべちゃ!




