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某国出張報告書  作者: モコ田モコ助
第5章 16年以降
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16年4月 ペーパーレスと赤い水


 さて、2016年4月某日。

 某国へ出張して参りました。 

 二人連れの3泊4日です。


 今回出張の2週間前は熊本県出張(2泊3日)。

 そうです。出張から帰った1週間後に大震災が起こりました。

 熊本出張のさらに2週間前は台湾出張(2泊3日)。

 台湾出張前日の帰宅途中、バイクのクラッチワイヤーが切れました。それもタイコの根元から。


 そして今回、連れ立っていく相方は、ご存じ「切符を無くした男」。

 一部の読者から、多大な期待を寄せられそうなラインナップ。


 だがしかし! 無事に帰ってきました。

 2日目にゲロ吐きましたが、無事に帰ってきました。


 初日。

 虹橋駅で高速列車(新幹線)を待っていたときのことです。

 虹橋駅とは、日本だと東京駅に相当する一大ハブステーションです。


 ここから北へ向かうと南京、北京へ。

 西へ向かうとキュウヨウのある諸曁へ。

 南下すると青島とか、遠く香港マカオ方面へ。

 人が出会い、別れ、そしてナニな駅です。某国の玄関です。


 話戻して、時間を持て余していたところ、催してきました。

 おっきの方です。


 電車内のきちゃないトイレでナニするのもナニなもんで、駅の広い個室で致そうと思いたったわけです。

 で、普通に広い男子トイレへ。さらにずらりと並ぶ個室へ。

 ドアを開けて、ベルトに手をかけて……。

 ……紙、ねぇじゃん。


 隣の個室へ。……やっぱねぇじゃん。


 お向かいも、はす向かいも、無いったら無い。

 むしろ、トイレットペーパー・ホルダーからして無い。

 構内反対側のトイレに行っても、同じ仕様。


 ……あれか? IT化が進んでのペーパレス?


 てなことで、不思議に思いつつも、時間が来たので致す事無く電車に乗りました。


 あとで聞いたんですが――

 盗まれる……もとい、お持ち帰りになる人が後を絶たないため、駅では対処できず、仕方なくペーパーホルダーごと撤去したと……。


 今度から、水で溶けないポケットティッシュ使おうと思います。

 きっと、現地の人もそれ使ってると思います。




 その日は海寧にて1泊。

 このホテルはバスタブ付きだ! よかったよかった!

 明日もこのホテルで泊まります。連泊ですね。

 重い荷物を置いとけるので連泊は楽なんです。

 上海に安宿を取って、そこから日帰りで地方へ走る剛の者も居るくらいなんです。

 



 二日目。

 同じく海寧にて。


 バイクの多い町です。

 電動バイクでもスクタでもなく、ハーフカウル付きのスポーツバイクが多いです。

 なかでも125~250くらいかな? 多いのは。


 その日は朝から雨でした。

 で、皆さん、雨合羽着用してます。さすがに傘片手に乗る人いません。

 バッシャバッシャ水を跳ね上げて走ってます。


 でも、一人、裸足で乗ってるねーちゃんがいました。


 上半身は雨合羽。下半身は五分パンツ。

 そして裸足。


 裸足でシフトチェンジとかマジッスか?

 痛くない? 皮、剥けない?

 日本帰ったら試してみようかな?

 てか、地面に擦ったらズル剥けですよ。足の裏ベロンチョですよ。

 

 無事を祈らずにはいられません。




 その日の夜。

 ホテルに戻るとまず何をするか。


 私はバスタブに湯を張ります。

 その間、パソコンをネットに接続したり、着替えを用意したりします。

 頃合いを見計らって、湯の量を確認……赤い?

 お湯が赤いんですけど? 


 ざわ… ざわ…

 いや、バスルームには私一人ですが。

 なんだろうこれ? 

 バスタブの底に、砂鉄のような微粒子が溜まってます。

 蛇口から出るお湯をうがい用のコップですくいます。

 白いコップの底に微粒子が……。


 錆び? 錆か!

 昨日は何ともなかったのに、今夜だけ錆び?

 これが有名な某国の水道事情!


 バスタブの栓を抜き、湯を出しっ放しにします。

 錆がなくなるまでこのままです。

 自分ちでは水道代がもったいなくてとてもできませんが。


 結局、1時間ばかり全力で流しっぱなしにして、やっと小ましになりました。

 自分の目を誤魔化すため、ローズピンクの入浴剤を入れて、湯に浸かります。

 ああ、いい湯だ。

 一切の事に目をつぶって、湯に浸かります。

 


 その夜、寝付けなかったのは何故でしょう?

 

 でもって3日目は、日本人の企業。

 無難に過ぎ去りました。


 そして4日目。

 最終日の今日は移動日。

 朝からホテルのバスで、空港へ移動。

 満員で出発。


 特筆すべき事件事故は無し。

 ただ……、

 一人分足りなかったので、折りたたみ式チェアーを持ち込んで出発しただけですよ。


 急ブレーキを掛けなければ大丈夫。この国の基準です。

 バスは平常運転で一路空港へ。




 空港へはかなり早い時間に到着しました。

 余裕です。


 飛行機へは窓口からバスで送ってもらうタイプ。慣れたものです。

 遅れる事無くフライト。特に問題ありません。


 強いて言うなら……、

 窓口が開いて、バスに乗り込む際になって、同行者が「タバコ吸ってきますんで」と、列から離れた事くらいかな?


 私は先に乗り込みますよ。タバコ吸わないし。


 バスは3往復しかないんです。

 彼は最終3回目の、さらに最後尾で乗り込んできました。

 何やってたんでしょうか?

 タバコ一箱でも吸ってたんでしょうか?


 間に合わなければよかったのに。



もう無いかと思ったけど、あった。



またあるかもしれないんで、完結ははずしておきますね!

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