シスタス/私は明日死ぬ
お久し振りです、更新遅くてすみませんm(__)m。
いきなり急展開です。時間が一気ににすすみます。
私は、花屋の娘エレン。
私は、騎士のエルージュでもあった。
結局、私は何一つ肝心なところは変わっていないのです。
嗚呼。
強く、強く、つよくなりたい。
結局、強くなければ大切な者は愚か、自分も守れないのです。
力、が欲しい。
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時間を巻き戻せるのなら、私はきっと私を殺すでしょう。
理由なんて様々です、むしろ語れない。
「――ぃゃ――――!」
「―――て―!?」
緋く染まる空。
紅く染まる街。
赤く染まる人。
全てを包み込み、灰にしてゆくその朱は、止まることを知らない。
――これが答えだというのか、我が■■よ――。
皆、朱に消えてしまった。
全て、全て、全て。
手に持った剣は、ずっしりと重く、先程奪った命の重さを私に伝えてくる。
エレンとして、初めて命を奪った。
戦と無縁な花屋な娘が命を奪った。
なんて皮肉なものでしょうか。
生まれ代わっても、私は殺め続けるということですか。
ねぇ姫様、答えてくださいよ、ねぇ。
此は現実であって、夢ではない。だってそうでしょう? 人は生きながらにして夢をみている。人生など、悪夢の連続、永遠のループ。
だから、人は認めたくないのでしょう。
そう、認めたくないのです。
「久し振り、だね。……エルージュ」
嗚呼、その眼は―――。
身体の震えが止まらない。
私は、私は、私は―――。
只今、リハビリ中。支離滅裂ですみません。
この話をはさんで、次からは時間軸は元に戻ります。