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3話・サーバーリンク Bパート

一週間ぶりの投稿

今回は約7000文字を書きました。多くて大変です。

前回の続きからどうぞ

ここはアルカイダ

そして僕が入るのはアルカイダを全体に見た西の森にいるんだけど………………



「ぎゃぁぁぁぁ!!!」

「ぐわわわわわ!!」

何なんだよ!!あれ!! ドラゴンなのかたかなのか融合したモンスターが僕を飛んで追いかけて来来るなんて!!

しかもレベル10じゃねぇか!! 絶対即死する―!!


僕は必死で森の中を駆け逃げていた。だが少しずつ変なモンスターとの距離が狭まって来る!さまざまな木を避けながら走る。とその時、折れて落ちていた木に足が当たって転んでしまった。


「いたたたた……………はっ!!」

「ぐわわわわわ!!!」

やばい!やられる!

僕はやられる覚悟を持って目をつぶった。



「天・空・斬!!」

スパッ!!


突然、光の刃がモンスターを真っ二つにして消滅した。僕はそのことに見ていかなかった


「安心するでござる」

ご……ござる?

ござるで目を開けた。そこには体デカく、隠密の頭領って感じがする


「あの〜、僕を助けたのはあなたですか?」

「いかにも、拙者にごさる」

「あ……あの……ありがとうございます!!」

僕は助けてもらったからお辞儀をした。


「そんな、礼をする程でもないでござる

拙者はただ当たり前のことをしただけでござるよ」

もし、この人が来なかったら僕はゲームが出来ない状態になっていたかも知れない。


「そういえばお主、ここで何をしているでござる?」

「何って………………はっ!!」

モンスターに襲われてたからすっかり忘れていた――!!!


「僕、[はじまりの街]に行くんだった。」

「[はじまりの街]って、お主、初心者でござるか?」

「はい、そうですけど……」

「そうでござったか―、ここはお主より強い魔物がおるゆえに危険でござる」

「ま……魔物?」

「拙者達はモンスターのことを魔物って呼んでいるから気にしないでいいでござる」

ふーん、魔物 ねぇ〜


「申し遅れた、

拙者、隠密部隊 頭領ハルカゼ でござる」「僕は戦士 アーサーアヤトです」

「アーサーとは、面白いセンスをしているでござるな〜」

「いや〜ただかっこいいからと思って………」

ハルカゼさんってなんだかいい人ぽっいかも………


「アーサーアヤト、さっきの続きの話だが、[はじまりの街]に行きたがっていたでござるな?」

「はい、そうですが」

「拙者が連れて行ってあげるでござる」

「え!いいんですか?」

「あぁ、」

ハルカゼは歩き出して僕の前に止まって膝を曲げてしゃがみ、手を背中の腰にやった


「さぁ、乗るでござる」

「乗るって…………ハルカゼさん、その体制は………」

「見ての通り、おんぶでござる」

やっぱりか…………………恥ずかしいから言わなかったけど、


「ハルカゼさんの背中に乗るなんて申し訳ない」

「でもこうでもしないとお主、やられるでごさるよ?さっきも言ったようにここら辺の魔物はお主以上の魔物がおるゆえに危険でござる。たから拙者がアーサーアヤトをおんぶして安全に[はじまりの街]まで送るでのござる」

な………なんて優しいんだ!ここまで優しい人はいたか?いや、今までにはいなかった。最近の女子は平気で悪口を言うから女子友なんか作れやしない。

あ!僕何過去のことを言ってるんだ!


「わかりました、乗らせていただきます」

結局、恥ずかしながらハルカゼさんの背中に乗った。(おんぶだけど)


「では行くでござる、しっかり掴まっててござるよ!!」

「え?ハルカゼさん、何を…………うわぁっ!!」

ハルカゼさんはいきなり飛び上がった。しかも高く進んでる。


「…………ん、うわぁすげー!!」

と……飛んでる!!!、まるで空を駆け走ってるみたい!!

隠密部隊につくとこんなことが出来るのか!?」

ハルカゼさんの背中に乗っている僕、さっきいた森から離れてたった数分しか経ってないのにもう米粒みたいにちっちゃくなっていく。にしてもハルカゼさんは結構早いんだな〜、僕が乗っているのにこんな早さを出しているなんてすごい!

なんつーか、バイク並の早さだ。

それよりも、何だろ………………ハルカゼさんの背中……………まるで母さんみたい、子供の頃によく母さんの背中でおんぶされてたな〜母さんの暖かい温もりがして気持ちいい〜〜

僕はハルカゼさんの背中が気持ちよすぎてつい睡眠をしてしまった。


「おっ!アーサーアヤト…………………

気持ちよく寝ているござる、そっとしといてあげるでござる」

うとうと昔の子供の時のようにぐっすりと眠った。ハルカゼさんは僕が寝ていても目的地まで連れて行ってくれた。


僕が睡眠して10分後



「…………………と」

ん?…………誰…


「………アヤト……」

僕を………

「アーサー……………アヤト……」

僕を…………呼んでる?

「アーサーアヤト…」

「ん…………なに……」

「やっとお目覚めでござるか」

「あれ……………僕…………寝てた?」

「そのようでござる」

あまりにも背中が心地よくてつい眠っていたのか……………

あれ?周りには人ぽっいが、しかもこっちみて笑ってる?何でだろう?

ん?もしかして……………

僕は今の体制を見た。そう今の体制はおんぶ


「うわぁぁぁぁ!!!」すぐさまハルカゼさんの背中から飛び降り、地面に着地した。


「ハルカゼさん!![はじまりの街]についたなら教えて下さいよ!! 恥ずかしいじゃないですか!!みんなに見られて!!」

「あはははは!!! すまんすまん、アーサーアヤの寝ている顔を見たら起こすのは失礼かと」笑

「うぅ……………恥曝しだ……」

今時、高校生の僕がおんぶされるなんて……



「お――い!アヤト君」

「お兄ちゃ――ん!」

[はじまりの街]の奥から聞き覚えがある声がした。どんどんと近づいていき、声の主が姿を表す。


「幸紀先輩、疾風」

「たくっ!心配したんだぞ!」

「す…すいません」

「お兄ちゃん!何をしてたの?」

「いや〜スタート地点がまさかの場所が違っていたから焦っちゃって、そしたらモンスターに襲われ、この人 ハルカゼさんが助けてくれたんです」

「初めまして、拙者 隠密部隊 頭領 ハルカゼと申すでござる」

「初めまして、私はスサノ・ユキ」

「ラグナ・ハヤテだ」

「アヤト君を助けてありがとう、」

「お兄ちゃんを助けてありがとう」

「いやいや拙者は当たり前のことをしただけでござる」

ホント女子3人を見るといわゆるガールズトーク


「そういえばアヤト君」

「はい、何でしょうか?」

「君、さっきハルカゼの背中で寝てたよね?しかもおんぶで」

僕は幸紀先輩の発言で真っ赤になった。


「な!どどど、どうしてそれを!!」

「あたしも見たよ」

「ハヤテまで!!どうして!!!」

ハヤテはアイテムからピクチャ写真を取り出しモニターで僕に見せた。


「!!!!////」

それぞれの写真には僕がハルカゼの背中で爆睡している写真だらけだった。街の入り口や川を渡る橋、店中などいつの間にか取られてまるで赤ちゃんみたいだった。


「あたし達は影からこっそりと写真を撮ってあげたのさ、それにしても我ながらよくお兄ちゃんの寝顔を撮れたもんさ」

「この写真!周りには流してないよな!?」

「大丈夫だよ!!この写真はあたしと先輩だけしか見せてないから、言っとくけど周りのやつらは完全に見ていたよ」

絶望だ――!!ゲームでもこんな恥ずかしいことが起きるなんてもう終わった……………

膝を地面についてよつんばで絶望する僕であった。



「(なんだかんだでいい人達でござるな)

アーサーアヤト、拙者これにて立ち去るでござる」

「え〜、もう行っちゃうの?」

「拙者にはやることがありアーサーアヤトにもやることがあるでござる」

「そうか、わかったよハルカゼさん、

でも本当に助けてくれてありがとう」

「いやいや、拙者は当たり前のことをしたまででござる

では、アーサーアヤト またどこか会おう」

「はい、またどこかで」

ハルカゼさんは僕との会話後、この[はじまりの街]を出て行った。

きっとまた会うはずだよ 僕はそう思ってハルカゼさんを見送った。


「いい人見つかって良かったな」

「はい、」

「よし、アヤト君が集まっことだしこのゲームの基礎を教えよう と言いたいとこだが、

今から食事をしよう。私のおごりで」

「やった――!!!先輩のおごりだ!!」

「ありがとうございます。幸紀先輩」

「では、行くぞ!私のとっておきの店で」

僕と疾風は幸紀先輩と一緒に食事に行った。


アヤトを救ったハルカゼ詳細はまだですがパラメーターは


Lv 45

HP 648

攻撃380

防御340

攻撃魔法260

防御魔法300


とこんな感じです

というわけで次回は基礎を教える回にいきたいと思います


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