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2話・少女とオンライン B パート

どうも

小説の仕上がりは大体一週間ぐらいですので

読んで頂けると嬉しいです

今回は前回の後編です

翌日、いつも通り母さんの手作り弁当を持って憧れの学校へと向かった。学校に着き靴を履き替える


「お兄ちゃ〜ん!!」

とどことなく声がする。


「きゃー!疾風ちゃん、今日も可愛い!」

「ね〜ね〜、あたしの妹になって〜」

なにやら校庭の方で女子生徒がギャァギャァ〜ギャァギャァ〜騒いでいたり、


「やっぱ疾風ちゃんはロリに限るよな〜」

「すべてがちっちゃくて疾風ちゃんは可愛いアイドル!」

「ってお前!すべてがちっちゃいって言うな!!」

男子生徒がロリやアイドルなど痛い言葉が聞こえたような気がするけど先へ行こう

上履きに履き替えた後、教室に向かった。


「キャー!!助けて―!!」



午前は普通に勉強、でも流石は名門校、勉強は伊達じゃない、めっちゃ難しい。こんなのチートレベルじゃんか―!!って言っても僕が追いついてないんだけどね、昼休みは母さんが作ってくれた弁当を食べて午後に備えた。


午後は勉強があり、体育があり家庭科がある。体育とかいきなりハードな競技をしたり、家庭科・料理なんか普通だったりといろいろ疲れる。

そして、僕が心地よく活動出来るのは放課後のオン研だけだ。


放課後、僕はすぐにオン研へ駆け走った。


「こんにちは!」

オン研に到着と同時にすぐさま部室に入った。そこに天童幸紀先輩がいた。


「こんにちは、阿也斗君」

「あれ?疾風はまだ来てないんですか?」

「あぁ、そうだ。きっと疾風君より君の方が早いんじゃないのか〜」

ふ〜ん、まぁ別にいいけど、あとで来るだろう

疾風が来るまでの間、幸紀先輩は椅子に座って読書をした。僕も続けて座った。それにしても幸紀先輩は美しくて凛々しくて素敵だな〜窓から入ってくる微風そよかぜが先輩に当たって長い髪がサラサラと動いて綺麗な姿を描いている。それを横から見ていた。


「ん?なんだ?私を見てどうした?」

「!!! あ!……いや!………なんでもない!」

「そうか……」

こっちを見た幸紀先輩に対して僕は顔を赤くなった。

は……恥ずかしい………

そして5分後、ようやく疾風がやってきた。


「おお!疾風、やっと…………きたか?」

僕と幸紀先輩が疾風をみると、なんかぐったりとしていた。


「疾風……大丈夫か?」

「え………なにが?………」

「顔、ぐったりしてるけど」

「あぁ、実はさっき追いかけ回されたんだ」

「誰に?」

「男女生徒に……

さっきまで男子や女子生徒に追いかけ回されて疲れたんだよ………

「ハヤテちゃん大好き!」とか「妹になって―!」とか「幼女萌―!」とか「ロリ万歳!」とか

まじうっとしいし、キモすぎるんだよ!」

うわ〜表は学園アイドルだけど裏では腹黒いヤンキー女子…………みたいな子


「いいじゃないか、それほど仲がいいってことだよ」

「まぁ、あたしはお兄ちゃんが入れば怖いものなんてないし、あんたをひざまずくことなんて容易いことだし」

ドンッ!

今、雷が落ちて来たような音がしたような………


「へぇ〜私を跪くかぁ〜言ってくれるじゃない!下級生だろうと言っていいことと悪いことがあるんじゃないのか!!」

やっぱりあの音は幸紀先輩が怒る音だった―!

ていうか、幸紀先輩と疾風にらみ合いしてるし、これはどう考えても止めないと



「ねぇ、先輩 早くオンラインゲームのこと教えてよ、疾風だってやりたいよね!?」

なんとか今の場を静めようと説得する。二人の反応は…………


「まぁ、阿也斗君がそういうならやるか………」

「まぁ、確かにオンラインゲームはやりたいな〜、お兄ちゃんが言うから仕方がない」

ふぅ、なんとか場の雰囲気が静まった…………………

はぁ〜女の子って怖い



「では、オン研部の活動 オンラインゲームをやる、今からやるのは阿也斗君のお父さんが作った

「Evolution The World」」

「本当に作ったの?」

「このゲームを作ったのは僕の父さんだからバカにするんじゃない!」

疾風はこのゲームを作った人を知らないけどバカにするのは許せない


「まぁまぁ、阿也斗君 疾風君は無理もないよ、そんなことより本題に入ろう」

幸紀先輩は倉庫へ行った。きっと何か取り行った。


「阿也斗君、手伝ってくれ」

「はい!」

僕は幸紀先輩に呼ばれて行った。そして大きなダンボールを渡され、持って机まで運び置いた。それを今いる人数分持って来た。

そして僕達全員がダンボール箱を開ける。すると中には機械で作られてるヘルメットがあった。


「幸紀先輩、これは何ですか?」

「ヘッドリンクギアだ」

「「ヘッドリンクギア?」」

「そうだ、このギアを付けてオンラインゲームを体感する」

幸紀先輩がヘッドリンクギアのしているのに疾風は……………


「なんか、ごっつくない?(こんこんっ)あと固いし」

「こらっ!機材を叩くんじゃない!」

幸紀先輩と疾風はどうしてこう相性が悪いんだ〜


「ごほんっ!気を取り直して、

このヘッドリンクギアを使ってオンラインゲームを体感する、それと同時にプレイキャラを制作する」

「プレイキャラ?」

「ゲームをするためのキャラを作るんでしょ」

「あぁ、そのことについては実際にしてから説明する。ではヘッドリンクギアを装着してくれ」

とりあえずちょっと重くてごっつくてへんなヘッドリンクギアだけど幸紀先輩の通りに装着した。


「では、私がスリーカウント後に「ダイレクトリンク」を言うから2人共、私と一緒に言ってくれ」

「わかりました。」

「オッケー」

いよいよオンラインゲームを体感出来る時が来たのか―!

ワクワクしてきた!



「では 行くぞ!

ローカルネットに接続、スリーカウントでダイブする

3・2・1」

「「「ダイレクトリンク!!!」」」


僕達はパソコンに繋がれたケーブル先のヘッドリンクギアからゲームの中へ、入って行った。


次回はオンラインゲームをやって行こうと思います

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