表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

賢者の石part2

◇別の世界に到着したようだ。周りを見渡すと、普通の人間がたくさんいる。いや、ここではマグルだ。「さあ、着いてこい!」とジェームズが言うと、ある店に入る。そこの奥のドアに入るとレンガの壁が立っている。そこを通り抜けるらしい。映画のハリーがハグリッドに連れて行かれる時と同じだ。レンガの壁を通るとそこには、魔法使いたちの街が広がっていた。きっとダイアゴン横丁だろう。「映画のまんまだね」とチヒロが言うとジェームズが「映画?なんのことだ?」と言う。まだ、ハリー・ポッターの映画について知らないらしい。「え?知らないんですか?」とチヒロが言うと、僕はすぐにチヒロに話しかける。「一様、話すのはやめておこう 何が起きるかわからない まだこっちの世界に来たばっかりだ」と言うと、チヒロは納得した。「よし、まずお金の問題だが必需品は俺たちがお金を出す!」とジェームズが言い、チヒロはすぐに「いいんですか?」と言う。「あの時、救ってもらった礼だ これくらい当然だ」まぁ、そうではあるが杖は高いだろう。そう会話をしているうちに、オリバンダーの店に着いた。そこに入る。「やあ、オリバンダーさん!杖を買いにきたよ!この子たち二人の」とジェームズが言うと、オリバンダーさんがすぐに「ん?この子たちはもしかしてフォーリンか?」「フォーリンってなんですか?」と尋ねる。「フォーリンは、外の世界の人のことだよ!フォーリンを知っている人はあまりいない。外の世界についても。だから他の魔法使いには、秘密にしておいて」と言われ、僕たちはうなずく。「僕たち以外にフォーリンはいるんですか?」と聞くと「数名いるよ!でも少ない。まず、外の世界に行くことがあまりないし」と会話をしていると、オリバンダーさんが杖を持ってきてくれた。「まずは、君からだ」と言い、僕に杖を渡した。僕は呪文を唱えた。すると、前に置いてあるガラスの置物が割れた。「合わなかったようだね」と言い、また杖を持ってくる。「これはどうかね?」この杖も合わなかった。するとオリバンダーさんが「もしかして」と言い、急いで杖を持ってくる。「これは、ユニコーンの毛を使ったものだ。毎回、杖を買いに来る人に試しているが、馴染む人がいなくてね。大分前に作ったものだから」と言うと、杖から何かパワーを感じた。「これのようだね」と言うとジェームズが「俺はちょっとやることがあるから」と言い店の外に行く。「じゃあ、次」と言いチヒロに杖を渡す。「これは、ドラゴンの心臓の琴線だよ」と言うと、杖が馴染んだ。「この杖のようだね」と言うと、ジェームズが戻ってきた。「君たちのフクロウを買ってきたよ」と言った。「じゃあ、今からホグワーツに入学したいところだけど、その体の大きさじゃ入らないね。君たちは、一年生から入学しなおさないとね」と言い少し離れた店に向かった。「やぁ、ブラウン!久しぶり!突然だが、この子たちを魔法省にバレないように小さくしてほしい」と言うとブラウンは呪文を言った。すると、僕たちの背が小さくなった。「これで、入学できるな!」



◇その後、駅に着いた。「じゃあ、9と4分の3番線に行って乗るんだ」と言うと、チヒロは「あなたたちは、どうするんですか?」と聞く。「僕たちは、やることがあるからここでお別れだよ。君たちは、学校生活を楽しんで」と言った。そのまま僕たちは、映画通りに9と4分の3番線に向かうとそこには、ハリーとロンがいた。どうやら、ハリーたちが入学する時期らしい。「早くハリーたちに、話しかけに行こうよ!」とチヒロは言うが僕は反対した。「やめておいた方がいい。もしかしたら、これで歴史が変わってハリーがヴォルデモートを倒せなくなってしまうかもしれない少しずつ考えて関わっていこう」と言うと、悲しげにチヒロはうなずいた。何故かハリーたちの近くに見覚えのある子がいた。「ん?」というと、チヒロが「どうした?」と言う。「なんでもない。今、ハヤトがいたような」と僕は言った。「気のせいだよ」とチヒロは言う。バレないように入り、ホグワーツへ向かう。列車を降りてすぐに小さい船に乗った。いつの間にか夜になっていた。ホグワーツに着く。「楽しみだね!」とチヒロは言い、僕は「そうだね」と言った。まだまだ、この世界について謎である。そういう面でも少し不安が残る。階段を登って行くとそこにはマクゴナガル先生が待っていた。「ようこそホグワーツへ。さて、今からこのドアをくぐり、上級生と合流しますがその前にまず、皆さんがどの寮に入るか組み分けをします」続けて、ホグワーツの組み分けについて説明した。「グリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、そしてスリザリン」「そして学校にいる間は、寮があなた方の家です。良い行いをすれば寮の得点になり、規則を破ったりすれば減点されます。学年末には、最高得点の寮に優勝カップが渡されます。」そこで、ネビルが口をはさむ。「トレバー」どうやらカエルが逃げたらしい。「ごめんなさい」と言い下がる。「まもなく組み分けの儀式を始めます。と言いどこかへ行く。するとマルフォイが「本当なんだ。汽車で聞いた話。ハリーポッターがホグワーツへ来たって。こいつはクラープ、ゴエルだ。僕はマルフォイ。ドラコ・マルフォイ。」と言うと、ロンが笑う。するとマルフォイが「僕の名がおかしいか?君の名前は聞くまでもないね。赤毛に、そのお下がりのローブ。ウィーズリーの家の子だろ」とロンに言う。「魔法族の家柄のいいのとそうでないのがいるんだよ。付き合う友達を選んだ方がいいよ。僕が教えてあげよう」とハリー言うが「いいよ友達なら自分で選べる」と言い、マクゴナガル先生が来て、話が終わる。完全にハリーポッターの映画と同じである。僕からしたらハリーたちがまだまだ幼いようにしか見えない。いや、普通に幼いのである。僕にも、こんな時期があったのか。そう考えていると、「準備ができました。来なさい。」と言い、扉が開く。そこには、たくさんの上級生が座っている。ハーマイオニーが自慢げにホグワーツについて語る。知ったかぶりである。前の椅子には組み分け帽子が置いてある。するとマクゴナガル先生が「では、儀式が始まる前にダンブルドア校長からお言葉があります」と言い、ダンブルドア校長が言い始める。「まず始めに、注意事項を言っておこうかのう。一年生の諸君、暗黒の森は立ち入り禁止じゃ生徒は絶対に入ってはならないぞ。それから管理人のミスターフィルチからも注意事項がある。右側の三階の廊下には近寄らぬこと。そこには、恐ろしい苦しみと死が待っている。以上だ」と言った。次にマクゴナガル先生が紙を持ち言い出した。「名前を呼ばれた生徒は前に出てきなさい。この組み分け帽子を頭に乗せます。帽子が寮を決めてくれます。」「ハーマイオニー・グレンジャー」続いてマルフォイとどんどん決まって行く。ハリーもロンもグリフィンドールに組み分けされた。そんな中「ハヤト・ケンジョウ」とマクゴナガル先生が呼んだ。身に覚えのある名前だった。そう死んだはずのハヤトだった。とっさにハヤトに話しかける。「なんでお前がここに?」と言うとハヤトが「色々とあったんだ」と言って話を続けようとするが、「儀式中です。話は終わってからにしてください」と注意されてしまう。ハヤトはスリザリンに組み分けされた。嬉しさでいっぱいであった。ついて僕の番がきた。椅子に座り、組み分け帽子を被る。「ん〜君は勇敢であるが何よりも賢い。レイブンクローはどうだ?」だが、レイブンクローに行ってしまったらはハリーたちに会う機会が少なくなってしまう。「グリフィンドールがいいです!」「本当にいいのか?」「はい!」「なら、グリフィンドール!」歓声が上がる。続いてチヒロの番である。「グリフィンドール!」チヒロもグリフィンドールに組み分けされた。儀式が終わり、みんなで食事をする。そこに幽霊のような透明な人たちが現れる。泳ぐように浮いている。「ここの世界でのご飯も美味しいね」と僕がチヒロに言う。チヒロは「うん!私たちの世界のご飯には敵わないけど」僕はハヤトの話題をする。「そういえば、ハヤト本当にいたね」「でも、なんでこっちの世界に来たんだろう?」確かにそうだ。「明日の休み時間にハヤトに聞いてみよう!」「そうだね」こうして食事が終わると監督生に連れられて寮に向かう。チヒロは驚いたように言う。「動く階段だ!うちもこれやってみたかったんだよね」階段の横の壁にはたくさんの動く絵が飾られている。そこで、少し年老いたおばあさんの絵の前で止まった。監督生は言った。「カプート・ドラコニス」すると、絵が扉のように開いた。そこに入る。「ここがグリフィンドールの談話室だ」みんな驚いた表情をしていた。「男子の寮は階段を上がって左、女子の寮は階段の右、荷物はすでに部屋に運び込まれている」みんな部屋に入って行く。「じゃぁ、また明日!」「うん、また明日!おやすみ〜」とチヒロと会話をして、それぞれ部屋に入っていた。そこには、ハリーとロンと他の男子生徒がいた。ひと段落してみんな疲れて寝てしまった。僕はトイレに行きたくて起きてしまった。すると、窓の近くでハリーとハリーのフクロウが座っていた。チヒロには関わらない方がいいと言ってしまったが、気持ちが抑えられず話すことにした。「外を見てどうした?ハリー」「学校って楽しいなって思ったんだ。君はどう?学校楽しい?」「うん、楽しいよ」そこから、数十分会話した後それぞれ寝ることにした。



◇一時間目はマクゴナガル先生の授業だ。僕とチヒロは待ち合わせをして一緒に行った。映画通りに、ハリーとロンは遅刻をしてマクゴナガル先生に怒られていた。その隣には、ハヤトが座っていた。授業が終わったらチヒロと一緒に話しかけにいこう。授業が終わった。「ハヤト!なんでこっちの世界にいるの?」「詳しくは言えないけど、僕は魔法使いに連れられてここに来たんだよ。ショウタとチヒロは?」「俺たちをそうだよ。みんなハヤトがいなくなって墓場まで作っていたよ」「そうなんだ」ハヤトは少し悲しげに言う。「でも、そうすると時間の差ができるはずじゃない?」とチヒロが言う。「僕もそれ思ってた」でもハヤトは言う。「君たちもワープをしてきたろ?その時に時間も変わるんだ。彼らが僕たちを連れてここの世界に戻る時、彼らが僕たちの世界に来た時間になるんだ」そういうことだったのか。それならつじつまが合う。「でも、なんでハヤトはそれを知っているの?」と聞くと、ハヤトは焦りながら「え〜と、それは魔法使いに教えてもらったんだよ。そう」と言う。嘘でもついているのだろうか。まあ、親友が嘘をつくわけないか。そう思いながら、スナイプ先生の授業に向かう。魔法薬学の授業だ。僕はハヤトとチヒロとチームになり、魔法薬を作る準備をする。すると、突然ドアが開きスナイプ先生が入ってきた。「この授業では杖を振ったり、馬鹿げた呪文を唱えたりはしない。いいか?魔法薬の微妙な科学と芸術的なく技を諸君が理解できるとは期待していない。だが、一部の素質がある選ばれた者には。伝授してやろう。人の心を操り感覚を惑わせる技がある。冷静を瓶の中に詰め、栄光を醸造し、死にすら負担する。そういう技は」と言い少し詰まる。「ところで、諸君の中には自信過剰な者がいるようだ。既にホグワーツに来る前に力を持っているから授業など聞かなくても、良いというわけか?」ハリーはやっと気がついた。「ミスターポッターその名の高きミスターポッター。あすほでるの球根の粉末ににがよもぎを加えると何になる?」ハーマイオニーが手を挙げる。ハリーはわからないので、左右に頭を振る。「ではもう一問、ほぐわーる石を見つけるにはどこを探せばいい?」また、ハーマイオニーが手を挙げハリーは「わかりません」と言う。「では、モンクスフードとウルフスベランの違いは?」またもや、ハーマイオニーが手を挙げる。ハリーは「わかりません」と言う。「情けない」とスナイプは言うが続けて「名前ばかり有名で仕方ない。そうは思わんかポッター」僕たちは映画とは違い迫力があって思わず黙り込んでしまった。

授業が終わり大広場で勉強をしている。僕とチヒロとハヤトは一緒に座り勉強をする。ネビルが呪文の練習をしている。魔法が失敗し、焦げてしまった。そこで、フクロウたちが郵便を運んでくる。僕とチヒロ宛にも手紙が届いた。「誰からのだ?」とハヤトは言う。手紙を開けてみるとジェームズからの手紙であることがわかった。僕が読んだ方がいい雰囲気だったので僕が読むことにした。「元気か?友達はできた?お前たちの同年にハリーポッターがあるらしいな。そうそう俺たちは元気だ。アンドリューも。お前も手紙よこせよ。後、新聞もつけて置いた。もっとこっちの世界について知るいい機会だ。ジェームズより」と書いてあった。「ジェームズって人とアンドリューって人が君たちをここに連れてきた魔法使い?」「そうだよ!」「うちらの杖も買ってくれたしね」三人で会話をしているとハリーたちが新聞を見て騒いでいる。僕たちも新聞を広げる。「グリーンゴッツの銀行強盗だね。物語と同じだ」とハヤトは言う続けて「これについてもっと話したいところだけどもう、次の授業が始まるから」と言う。「次の授業ほうきの授業だよね。私、一回やって見たかったんだ」と興奮しながらチヒロは言う。

マダム・フーチ先生が来た。「いよいよ、飛行訓練です!さあぼっとしていないで全員ほうきの左側に立ちなさい!」と言われてみんなが指示に従う。「楽しみ!」とチヒロは興奮して言う。「右手をほうきの上にだして」と言われるとみんなが次々に「上がれ」と言い出す。僕もチヒロもハヤトを一発で成功する。「あなたたち三人は素晴らしいですね」と先生に褒められる。「ほうきを手に掴んだらまたがりなさい」「笛で合図したらみんな一斉に地面を強く蹴ること。ほうきは常に真っ直ぐに。しばらく浮いてそれから前かがみになって降りてきます」「行きますよ」と言うとネビルだけが浮いてしまう。ネビルはそのまま変な方向に行ってしまう。杖に置いてかれてしまい。銅像の槍に刺さりぶら下がった状態になる。ネビルは落ちてしまい、先生がネビルを連れて行く。マルフォイはネビルのポケットから落ちた思い出し玉と逆転時計を奪う。「おい、なんで逆転時計まで持ってる?」俺は言う。「どう言うこと?歴史が変わったってこと?」とチヒロは言う。ハリーが「返せよマルフォイ」と言う。そのままマルフォイはほうきで上に行ってしまう。ハリーも同じように上に行く。マルフォイは思い出し玉を投げた。次に違う方向に逆転時計を投げた。「この際どうにでもなれ。僕が取りに行く」と僕は言った。「ダメだ」とハヤトが言うがそんなことを無視して逆転時計をほうきに乗って取りに行く。ハリーはなんとか追いつく。僕もなんとか追いつくことができた。だがマクゴナガル先生に見られてしまった。みんなのいるところに戻る。「逆転時計は取れた?」とハリーに聞かれるがチヒロが小さな声で僕に話しかけてくる。「取れなかったことにしておかないと。ハリーたちがこんなの使ったらそれこそ歴史が変わっちゃうから」と言われて、僕もそれに納得した。「残念ながら、取れなかったよ」「そっか」とハリーは残念そうな顔をしていた。そこにマクゴナガル先生が来る。「ハリーポッターとショウタ、ついてきなさい」と言われる。そのままハリーと一緒について行く。「ここで待って」と言われる。「すみませんがしばらくウッドを借りてもいいですか?」と尋ね、了承を得た。ウッドを僕たちの方に連れてきた。「ポッター、ショウタ、ホリバーウッドです。「ウッドこの子たちはクィディッチで大活躍できますよ」

その日の朝少し早く起き僕とハヤトとチヒロであのことについて話した。「なんで歴史が変わってしまったんだろうか」と僕から話し始める。「なんでだろう」チヒロもわからないようだ。「そういえば、なんでハヤトは俺を止めたんだ?何かわかってたのか?」ハヤトは少し間をおいて話し始めた。「いや、ただ歴史が変わっちゃうんじゃないかって思って止めただけ」「確かジェームズがフォーリンは私たち以外にもいるって言ってた」とチヒロは言った。「確かに。その人たちが歴史を変えようとしているのかな?」「でも、まだわからない。こういう小さな事ぐらい物語と違う事はあるよ。もう少し様子を見よう」と言った。それから、少し雑談をして朝食を三人で食べに言った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] マジでいい
[良い点] part2は、映画に忠実に再現されている!!物語がしっかりと掴めてきた。ここからどうなるのか楽しみ! [一言] ここからどうなるのか楽しみ!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ