火の子
※反戦の詩です。
やや残虐な表現を含む為、閲覧にはご注意下さい。
ワレハ火ノ粉
ワカッテイルノハソレダケ
ナニヲスベキカワカラナイ
イツノマニカ ソラヲオオッテイタ
キギヤドウロヤイエヲツツミ
クロイケムリヲハク
スコシタノシクナッテキタ
ワレノシメイハ コウヤッテ
アラユルモノヲヤクコトダッタギガスル
タノシクナッテキタ
ワレハ火ノ弧
ワカッテイルノハソレダケ
デモダイブセイチョウシタキガスル
キギヤドウロヤイエダケデハアキタラズ
ヒトヤドウブツマデツツムヨウニナッタ
ケムリノナカヲニゲマワル
ヒメイガトテモタノシイ
ワレノシメイヲカクシンシタ
ソノウチ ナニモヤクモノガナクナッテ
ワレハシダイニチイサクナル
ミワタスカギリハイバカリデ
シダイニチイサくなっていく
なにか なにか こみあげて
なぜか なぜか かなしい
思い出した──
我は火の子
食卓を満たし
人を暖める為に生まれてきた
こんなに大切な使命を
今まで忘れていたなんて……
この世界の狂気に煽られ
恐ろしい魔物となってしまった
今となってはもう遅い
全てを焼き尽くし
我はもうすぐ消えるから




