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~詩集~ 忘れゆく魔法  作者: 木山花名美


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 私の中の

 もっと奥の私が

 鋭い悲鳴を上げている

 それは私の感情を震わせ

 私の心を砕く

 破片は私の表面おもてを突き破り

 知らぬが何処かを乱れ飛び

 苦痛という形になって

 再び私の元へと戻って来るのです


 もしも 奥の私を

 木霊するモノがなかったら

 私はいつも楽でいられるのでしょう

 しかし

 私が私を知らない事は

 私が私でない事で

 それを虚しく

 必要としなくなった瞬間とき

 きっと真の死を意味します


 ならば 今の私はどうだろう

 微かな悶えに跳ね返り

 幾度も幾度も

 奥の私を突き動かす

 辛くて辛くて堪らない

 これを生と呼ぶのでしょうか


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