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私
私の中の
もっと奥の私が
鋭い悲鳴を上げている
それは私の感情を震わせ
私の心を砕く
破片は私の表面を突き破り
知らぬが何処かを乱れ飛び
苦痛という形になって
再び私の元へと戻って来るのです
もしも 奥の私を
木霊するモノがなかったら
私はいつも楽でいられるのでしょう
しかし
私が私を知らない事は
私が私でない事で
それを虚しく
必要としなくなった瞬間
きっと真の死を意味します
ならば 今の私はどうだろう
微かな悶えに跳ね返り
幾度も幾度も
奥の私を突き動かす
辛くて辛くて堪らない
これを生と呼ぶのでしょうか




