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忘れられた葉

 

 落葉、ねえ

 何故落ちた?

 あの高い木の枝から……

 そっとこの手に掬い上げ

 風にあててやったなら

 いつかの様に そよぎ出した


 枯葉、ねえ

 何故枯れた?

 瑞々しいあの青さから……

 そっとこの手に掬い上げ

 やさしく撫でてやったなら

 いつかの様に 光り出した


 落葉、

 枯葉

 もとは木葉






 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

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― 新着の感想 ―
[一言]  新しい葉をやがてしげらせるうちは、いつまでもはかえりみないのでしょう。  それが叶わなくなったのなら。  いつか落葉、枯葉こそが、「わたしの」木葉になるのかも。
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