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越後の虎  作者: 立道智之
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言い草

南方から越後軍の部隊が近づいてくるのが唐沢山城からも確認できた。

「越後兵のお食事が終わったようじゃな!」

佐野昌綱が嬉しそうに大声を上げると佐野兵は盛り上がった。


北条軍も大慌てである。

「裏門の部隊!手の空いている奴は本陣に戻せ!守りを固めろ!」

清水康英は命令を下した。

「笠原殿は本陣の守備に!遠山様には引き続き唐沢山城攻めに集中してもらえ!本陣は固定!死守せよ!」

清水と同じく伊豆出身で裏門攻め手の笠原綱信は本陣に戻し守りを厚くし氏康の重臣で主に本隊を率いる遠山綱景には引き続き唐沢山城大手門を必死に攻め立ててもらい何とか突破を図った。

慌てふためく北条氏政や松田憲秀の許可などお構いなしである。

(戦場は政治家ではなく軍人が来るところ・・)

清水の氏政や憲秀に対する率直な感想である。

「それにしても・・分が悪いか・・」

清水は思わず独り言を漏らした。

北条軍は平地に展開、立てこもる佐野軍は見晴らしの良い山上、平地では戦場の状況が判り難く数の上では優位ではあったが指揮の上では不利であった。

越後軍は北条軍の南側に陣取り隊を整え始めていた。


唐沢山城内では大激戦になっていた。

三の丸は落とされ二の丸と本丸周辺まで北条兵は迫っていた。完全に佐野側が押されていた。裏門も金の丸を落とされ長門丸まで迫られていた。

「あと一息!一息じゃ!」

北条軍の攻め手の武将遠山綱景が雄叫びを上げた。

「引くな!持ちこたえよ!」

佐野昌綱が必死に味方を奮い立たせ守っていた。兵士だけではなく佐野城内の使用人や姫君まで甲冑を着て動員されていた。

「よく引き付けてから・・撃て!」

景虎も必死である。伊勢姫役の景虎が命令を出した。

昨晩密かに越後軍から少数持ち込まれた最新鋭の鉄砲部隊が轟音とともに北条軍に火を噴いていたがこれが思いのほか効果をあげていた。

景虎が信玄との旭山城での戦いをきっかけで本格導入を始めた鉄砲隊である。北条軍は鉄砲を知らない者が多かったのでその威力以上に音や煙、火薬の匂いで動揺して前線の部隊を混乱させていた。

佐野軍も弓矢だけではなく城内の瓦や石、木材など何でも北条軍に投げつけ必死に抵抗していた。


北条軍の南に展開した越後軍は展開を終えると北条軍に向かって進軍を開始した。

ほどなくして北条軍と越後軍との戦闘が始まった。北条軍首脳にも即座に情報がもたらされた。

「裏門の部隊を本陣の護衛に回せ!」

遅まきながら氏政が命令を出した。

「やっております!」

清水が即答した。

「大手門の部隊も回せ!」

憲秀も命令した。

「だめです!こっちが挟まれます!」

清水が断った。

「・・もう挟まれておるだろうに!遠山殿に伝言せい!」

憲秀は苛立ちながら命令した。

「水の流れと同じで上から佐野軍に攻められたら終りです!焦らず冷静に!」

清水が不機嫌そうに反論した。

憲秀も黙ってしまった。


越後軍は北条軍の本陣目指して押し寄せてきた。北条軍の半分近くが唐沢山城の攻略に回っているがそれでも1万5千以上が本陣の護衛で固めていた。数の上ではまだまだ有利であった。しかし北条軍の動揺は激しかった。なかなか落とせない唐沢山城攻めからくる焦りからと補給を断たれる恐怖、騎馬を前面に出してきた黒ずくめの越後軍の雰囲気に飲まれ始めたのである。

越後軍は既に午前中に北条側の城攻めを終え士気も充分に上がっていた。


「魚燐の陣で迎え撃て!早く隊列整えよ!」

清水が実質的に北条軍の指揮を取り始めた。本陣を底に三角の形状である。

しかしいやな情報が次々と清水の耳に入り始めていた。

越後軍の別働隊が唐沢山城西側にも現れ裏門から本陣援護へ大手門側へ移動中の笠原隊と交戦を始め押し始めているとの情報であった。

「鶴翼の陣で本陣に誘い込んで挟み込め!」

北条氏政が命令した。本陣を底にV字に展開して本陣に突っ込んできた越後軍を挟んで撃破する方針であるが本陣が強固でなければ単に本陣を危険にさらすだけであった。

「できませぬ!」

清水が再度即答した。

(あなたは父上氏康殿と違って武勇の人ではございませぬ!)

と清水は危うく本音を言いそうになったのを必死に抑えた。

「敵は手強いです!氏政様を危険にさらせませぬ!」

清水の一言に氏政は黙ってしまった。

「笠原殿には裏門に戻って唐沢山城の北城から引き続き攻め込ませろ!絶対に引くな!」

清水は伝言役に命令した。

もはや遠山の部隊に一刻も早く本丸を落としてもらうしかなかった。


今回北条軍は越後軍の3倍、佐野軍と合わせても倍の部隊を集めてきた。唐沢山城内に部隊を回しているとは言えこっちの方が兵力は圧倒的に上である。勝てるはずであった。

しかし氏政本陣目指して牛のようにぐいぐい迫ってくる越後軍に対して北条軍が押され始めた。

「・・何をしている・・しっかり守らんか・・!」

氏政も焦りの色を出し始めた。

「向こうの槍(春日槍)の方が長いようで歩兵を中心に苦戦しているようです・・」

北条兵が報告を上げてきた。

「数で押さんか!まったく!」

憲秀は不機嫌であった。しかし一向に旗色はよくならない。唐沢山本丸の攻略も遅々として進んでいなかった。裏門に回した部隊が越後軍の別働隊に襲われ戻しができなくなり本陣周辺が確かに手薄になっていた。情勢が明らかに越後軍有利になりだした。氏政の元にも越後兵雄叫びが時折聞こえるようになってきた。氏政も正直不安を思い始めた。

「・・本陣なんとか持たせろ・・城内の兵は何をやっている!」

清水までも焦りを押し殺すように言った。

本丸南側の遠山隊は必死に押していたが佐野軍の必死の抵抗や景虎の鉄砲隊の煙で半分混乱状態であった。しかも狭いところに多くの兵士が集まりすぎていた。本陣が襲撃されているとの情報も帰れなくなるとの不安から余計に混乱に輪をかけていた。

ここで北条軍の動揺が思わぬ間違いを生んだ。清水が絶対に引くなと命令していたが命令が行き渡らずに裏門から侵入した北条軍は攻略がままならぬ上に氏政本陣や援護に向かった笠原軍が襲撃されていると聞き浮き足だち後退を始めたのであった。

兵士を広く展開していたため統制がとれなくなっていたのである。

しかも越後軍が本陣を集中攻撃していたので指揮が行き渡らなくなっていた。


裏門からの北条軍が後退を始めたのを見て佐野軍は勢い付いた。大手門側の遠山の部隊も動揺が入っていた。しかし遠山は清水の意図がわかっていた。

「無理に戦わなくても良い・・!とにかく二の丸から絶対引くな!ここに踏みとどまれ!」

命令を切り替えた。


佐野城内もめまぐるしく動いていた。唐沢山城の上からは戦況が手に取るようにわかった。

北条軍は唐沢山城の大手門周辺を本陣にしてそれを軸に魚燐の陣で陣形を取っている。越後軍も押しているが数が多いだけあってさすがに手間取っているようであった。

景虎は北条軍の圧力が弱まっていることにすぐに悟った。北条軍の攻め手が防衛体制に切り替えたことを。

景虎は千坂を呼ぶとひそひそと命令を伝えた。千坂はうんうんとうなずくと昌綱を呼んで指示を出した。

城門を開いて外に出て二の丸の敵部隊を突破して一気に大手門へ駆け下り北条軍背後に襲い掛かると。

昌綱は仰天した。

「兵が疲れております・・今すぐはとても無理かと・・」

昌綱は弁解した。しかしすぐに伊勢姫が口を挟んだ。

「佐野軍の働き素晴らしく確かにみな疲れているとは思いますがそれは敵も同じ・・しかも敵は本陣の背中を大手門に向けています・・水は高いところから低いところに流れます・・今佐野軍が水のように流れ落ちれば北条軍本陣の背中を突くのはたやすいでしょう・・」

「なるほど・・」

昌綱は思わず感嘆の声を出してしまった。

「分かりました・・すぐに精鋭を編成します!お待ちを!」

昌綱は大急ぎで部隊の編成に飛び出していった。

「それにしても・・女子と酒の勢いはすごいな・・」

千坂までが思わず景虎の判断に感嘆し思わぬ声を出してしまったとき思わず伊勢姫に睨まれてしまい千坂は慌てて咳払いをしてごまかしたが・・


清水は裏門の笠原隊が裏門を放棄して本陣救援に向かっているとの情報を聞いた。

氏政や憲秀は喜んでいたが清水は苦い顔で報告を聞いていた。遠山隊まで同じ行動を取ったら終りであると。

ここで清水も少し言葉の間違いを犯してしまった。

伝言役の兵士に

「遠山殿はまだか?」

と聞いてしまったのである。

清水は

「攻略はまだか?」

と聞いたのであったが伝言役の兵士は

「まだ救援に来ないのか?」

と解釈したのであった。

遠山にもすぐに伝言が伝えられた。

「・・救援に来いだと・・!?」

遠山も思わず声を上げてしまった。そんなに分が悪いとは思えなかった。

しかし救援依頼は断れない。

「うぬぬ・・」

遠山は迷ったが決断した。半分の部隊が唐沢山城を降り本陣救援に向かった。

この動きは景虎にもすぐに伝えられた。

大手門からの攻め手の半数が山を降り氏政本陣の救援に向かったと。

裏門の部隊は完全に撤退したのも確認した。

景虎はすぐに命令を出した。

全軍一気に北条軍本陣目指して襲撃せよと。

千坂はすぐに昌綱に命令を出した。昌綱もすぐに状況を理解し勝利を確信したのか全軍に出撃命令を出した。


一方清水は仰天していた。裏部隊の笠原隊だけではなく大手門攻略の遠山隊までもが救援に来たことにである。

状況はそれほど不利ではなかった。越後軍は押してはいたが数の差で攻めあぐんでいた。

清水は思わず声を上げてしまった。

「何しにきた!?わかっておるのか?」

伝言役の兵士は戸惑っていた。

まだか・・というのでまだ救援に来ないのかと解釈したと戸惑いながら言った。

(しまった・・)

清水は自分の言葉の手違いに後悔した。しかし後の祭りであった。

「康英・・部隊が厚くなって守りやすい・・良いではないか・・」

氏政の一言が余計にむなしく響いた。


氏政が防御が硬くなったと喜んでいる間清水はいろいろ考えていた。

そして思い切って氏政に提案してみた。

越後軍を一度後退させ、隙が出来たら部隊を関宿城に後退させて隊列を整え直したいと提案した。

しかし氏政や憲秀の答えは素っ気無い物であった。

向こうが攻めあぐんでいるのに後退する必要は無かろうと言ったのである。

清水は本陣が佐野軍の真ん前で無防備な現状の位置を変えたいと言いたかったのであったがまた選んだ言葉が悪かった。彼の気持ちは伝わらなかった。清水は政治家相手に話をする難しさを痛感した。


本陣で悶着が続く間 唐沢山城山頂は再度戦闘に入っていた。城の中から撃って出てきた佐野軍と遠山隊の戦闘が始まっていたのである。

遠山隊は既に唐沢山城を攻略できなったことによる疲れと部隊の半分が本陣の救援に回って兵力が半減していたためじりじりと後退を始めていた。

遠山は伝令役の兵士に大急ぎで命令した。

佐野軍が本陣目指して動き出した・・退去されよと・・


本陣で本陣の場所をどこに移動するかの説得が遅々と清水から氏政、憲秀に行われているとき、遠山隊からの伝令兵が慌てて飛び込んできた。

佐野軍が本陣目指して篭城を解き進撃開始・・本陣退避されたし・・と

「なにぃ!!」

清水は血の気が引くのが自分でもわかった。

「すぐに氏政様、憲秀様だけでも退去を!」

清水は大慌てで大声で命令を出した。

その時であった。唐沢山城側から大きな声がしたと思うと城から飛び出してきた佐野軍が遠山隊を撃破して北条軍本陣に突進して来るのが目でも確認できた。

氏政、憲秀もようやく事態の深刻さを悟ったがもはや手遅れで勝負はあった。北条軍は背中の本陣を突かれてあっけなく潰走した。

北条軍はこの戦いで千人以上が討ち取られる大打撃を受けたのであった。


関宿城まで命からがら退散した氏政や憲秀ら北条軍首脳は一度は関宿城で抵抗するそぶりを見せるが関東の諸将を味方につけることができずに結局小田原に後退することになった。関宿城の古河公方の足利義氏も彼らを追うように千葉胤富とともに関宿城を放棄して結局小田原まで撤退していった。

空き家になった関宿城には簗田晴助が入城した。簗田は景虎陣営の武将として関東で活躍することになる。

足利義氏は氏康の娘の嫁ぎ先であり、また氏康が北条家による関東支配の正統性の口実にしていた人物である。景虎も彼を捕らえることができなかったのは少し後悔していた。


小田原への帰り道、馬の背中に揺られながら氏政は肩をがっくりと落としていた。

女大将と噂される景虎に負けたこと以上に大軍を率いながら敗退した自分の軍才の無さにである。ただ今後は戦は弟や部下に任せようとも強く思った。

憲秀も同様であった。今後は戦の現場に口を挟むのはやめようと考えていた。今回自分は氏康から氏政のお目付けを命じられていたが実はお目付けをされていたのは氏政ではなく自分ではなかったのではないかとの思いもあり余計にしょげていた。

清水も遠山も同様である。大軍で負けたショックを隠し切れなかった。

清水や遠山はむしろ越後軍の強さを評価しており北条の夢の今後の関東制覇の大障害を懸念していた。

暗い雰囲気の中

「ところで・・氏康様にはどう報告を・・」

憲秀は氏政に聞いた。

「前も言ったろう・・」

氏政は疲れきった声で言った。

「・・景虎の勢いは鬼神も顔を背ける勇猛ぶりで兵士たちはなす術を知らず、夜叉羅刹とは是なるべしと恐れて手を出せなかった・・ でいいだろう・・」


一方唐沢山城でも別の騒ぎが起きていた。

北条軍を追い払い一安心したのもつかの間、佐野昌綱が平井城の千葉采女へ伊勢姫の紹介を求めてきたという。

できれば側室、もしくは客将として伊勢姫を迎え入れたいと切望しているとのことであった。

昌綱は景虎役の千坂に頼み込んで来たと言う。あまりの意外な内容に景虎も思わず肩の力が抜けてしまったが。

「・・どうします?本当のことを言った方が良いのでは?」

さすがに千坂もこれ以上の演技はまずいであろうと言いたげであった。

景虎もいつまでも隠し通せるとは思っていなかったが、北条打破、もしくは鎌倉で予定している関東管領の就任式までは自分の本性の件はどうしても伏せて起きたかった。

「・・男性に興味の無い方だと言っておいて・・」

と千坂には命令しておいた。

「側室の件はともかく・・それでは客将に欲しいの言い草になりませぬ・・」

新兵衛が横槍を入れた。新兵衛も千坂と同じ事を考えていた。

「困ったな・・許婚いいなずけがいるとでも言っておいて・・」

「・・誰と・・?」

「・・任せる・・」

「・・え・・?」

(・・まったく・・阿虎様は戦以外はちょっと適当なところがあるからのう・・いつも面倒なことになる・・)

千坂は少し呆れ気味な顔をしていたが仕方が無い。

景虎は戦は緻密な天才的な攻略が得意だが私生活や言動は結構適当な点も多かった。

今回の件もそれである。

「ところで・・」

千坂が真剣な顔で言ってきた。

「・・・?」

景虎が不思議そうな顔をすると

「私の存在・・どうなります?」

千坂が影武者になってしまい彼の存在がなくなったことが彼は少し不服であった。

「春日山城の秘蔵の番人ってことで頼む・・」

景虎は申し訳なさそうに答えた。心なしか千坂は少ししょんぼりしているようであった。

千坂は昌綱に返答に行くと出て行った。


景虎はすべてが一段落してふうっと安堵のため息をついた。

「ところで・・」

金津新兵衛が小声で聞いてきた。久々に新兵衛と二人きりになった。

「いやな話で恐縮ですが・・伊勢姫ではありませんが・・婿の件はどうされるので・・?」

景虎は少し黙った後

「婿が欲しい気もあるが・・今は義景を後継に考えている・・もし婿が来たら越後が乱れてしまうであろう・・」

義景は長尾政景の長男である。政景は姉の仙桃院の夫である。ただ政景が家臣団では実力はともかく人気の面では優れないのは景虎も認識していたが今はそれしか考えられなかった。

しかし新兵衛の返答は多少予想していたとはいえ思いの他厳しいものであった。

「仙桃院様の夫の政景殿の長男だから安泰とも限りませぬ・・まだ時間はありますので・・ご考慮を・・」

景虎は黙って目を閉じた。

新兵衛は景虎にとっては育ての親で実の父為景以上の存在である。思い切って本音を言ってみた。

「鎌倉将軍のように・・越後に縁の無い都から迎えいれればみな納得するだろうか・・」

鎌倉時代の源実朝が実子がいなかったので藤原家から養子を迎え入れたことを言いたげであったが新兵衛はすぐに景虎の都への憧れの病がまた始まったかと思ったが今回は特に何も言わないことにした。都からか関白が下る件もふと思い出したが正直うまくいくとは思っていなかったがこれも伏せた。

「良いかと思います・・雛人形にしておけば・・」

新兵衛も本音を言った。

「・・雛人形か・・」

景虎は独り言を言った後しばらく黙っていた。



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