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時空 まほろの童話集

流れ星の魔法使い

皆さんは、お空の天に浮かぶ小さな雲の上に住む『流れ星の魔法使い』を知っていますか?


お空の流れ星はみんなこの魔法使いが杖を振って、地上へと流れていってるんです。


今日も、『流れ星の魔法使い』はお空の天に浮かぶ小さな雲の上から、地上の様子を見ていました。


『流れ星の魔法使い』は地上の様子を見るのが何より好きでした。


流れ星を流す、夜の静かな空も好きでしたが、流れ星を流すお仕事を終えた朝陽が差す地上の様子も好きでした。


「ああ、今日も無事にお仕事を終えられました。天の神様。ありがとございました」


そう、いつも呟いて眠りにつくのです。


『流れ星の魔法使い』。

不思議な夢を見ました。


魔法使いは魔法使いでなく、普通の人として暮らしている夢です。


普通の人として暮らしている、魔法使いは自分のしている毎日のお仕事に、とてもとても疲れていました。


そんな時、夜空を見上げた魔法使いはキラリと輝く流れ星を見つけました。


流れ星は次々と流れてゆきます。


それはそれは美しい光景でした。


「ああ、これは明日も頑張らねば」


そこで目が覚めました。


起きると、時は夜です。


星屑で煌めくローブを着た『流れ星の魔法使い』は、先程の夢を思い出し、静かに自分の仕事に感謝するのでした。


そして今日も、杖を振って流れ星を地上へと流すのでした。


誰かのために、そして誇りある、自分のためにも。

お読みくださり、本当にありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「冬童話2022」から拝読させていただきました。 魔法使いは普通の人の気持ちが分かるから、自らの仕事に誇りが持てるのかなと思いました。
[一言] 流れ星の魔法使い、頑張って!
2022/01/04 12:26 退会済み
管理
[良い点] 『誰かのために、そして、誇りある、自分のために』って良い言葉ですね! そうありたいものです♪
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