6 異世界?2日目
俺はサルトル医師とレオ以下の(レオニードは主人公でもない癖に名前が長いから勝手にそう呼ぶ事にした)配下に訝しがられながら、、、薄氷を履む思いで?!日常を送っている。段々と判って来た事だが、どうも、アンドリューは28歳にして、童貞ではないかとさえ思えて来たんだが、如何なものか?
まあ、明日見合いみたいだし?
そこそこだったら、良しとして、さっさと初体験を済ませてしまって、側室は、肉感的な美女がいいとか妄想いっぱいの俺は、かなり危険な欲求不満男に成り果てているんじゃあないかと、ちょっと自分が怖い!
この世界は、やっぱり馬車メインの交通手段らしいが、何と!驚くなかれ!王族は、タイムゾーンと言う乗り物?があるらしい。
転移魔法とか、言うモノの一種みたいだが、。
らしい?と言うのは、かなり、配下に訝しがられながら、アタマ打ったアピールで、ヒトの良さそうな配下から、聞いた。
彼の名はカレル。
23らしいが、なにせ俺を神の様に立て祀って尊敬しまくっている鬱陶しい、あ、可愛い奴なんだが、素直でいい。
下に付くネーベンは、素直が1番だからな。???
そう言えば日本に置いて来た?俺のネーベン城山和樹は元気で研修を続行しているのかと、途中でオーベンが変更になる不憫さを想った。
俺の代わりは、、、花ちゃんになったら、城山!許さん、、、
ああ、花ちゃんと言うのは大学からの同級生で、そりゃあ美人で性格も良く、アタマも良かった、、、才色兼備と言うやつで、密かに妻にしたい願望を抱いていた。
妻にしたいのは、花ちゃんだが、俺はクズと言われようが、、、据え膳は食うし、オツマミは大好き。
ただ、病気とつまらぬ妊娠は勘弁
して欲しいから、避妊と衛生には細心の注意は払う。だから、誰とでも寝るオンナはちょっと、敬遠。と、自分は、棚に上がっているのだ。
セフレは何人かいた。
そうだな、女性には、不自由していなかった。まあ、モテる方だったから。なんて、な。
花ちゃんとは、口に出して何時も言っているからか、誰も本気で取り合ってくれなかった。
そうだな、日本に帰れたら、花ちゃんに、ありったけの誠意を込めてプロポーズしょう!
なんか、叶わぬ夢みたいで、、、俺は、ここに来て初めて哀しいと思ったのだった。
と、湿っぽくなってしまったぜ!
そう言えば、大事な事なんだが、多分俺は、此方に来ても俺そのものだと思う。
と、言う事は、アンドリュー皇太子は、黒眼黒髪の美丈夫!って事だよ。(笑)
しかし、皇帝は、銀眼銀髪だった。俺を見て、其処に対する反応はなかったから、皇妃が、黒眼黒髪なのか?
鏡に映った俺は美しかった。。。
じゃ、なくて、やっぱり日本と同じ、黒眼黒髪の、変わらぬ容姿をしていた。
レオもそうだが、青眼金髪が殆どだ。
アメリカやヨーロッパで、日本人が1人混じった感じと想像して貰えれば良い。
俺の容姿は確かにイケてる、が、では、なくて、上背もあり、スポーツをしていて、それなりに鍛えていたので、いいガタイだと、思う。
顔の造作についても、テルマエロマエではないが、ヒラベタイ顔属の中にあっては、黄金分割のなされた綺麗な顔だとよく、様々な方面の方々に評価を頂く、、、
まあ、アンドリューは、いい男みたいだが、俺そのものっていうんだから、これ以上の言及の必要は、ないような。