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「殿下、失礼致します。」医師とやらは、俺の眼を自身の親指と人差し指でこじ開けた。何かを翳すとそれは、眩しく光った。俺の瞳孔反射でも、見たか?瞬く間に光は消えた。医師の手には、判子型の石があった。ん?!それ、魔石?ねえ、魔法なの?もう一回やって!と、浮き立つ俺の心を無視して、

「こちらを、失礼致します。」おもむろに、俺の胸に手を当てた。当てた手を少しずつ動かしながら、首を傾げている。手が当てられた処が温かい。おお、手当てだ!いかんいかん、こんな呑気な事を思っていては、ならないぞ、自分!

ひと通り腹まで同じ事をした後、

「殿下、頭痛などありませんか?」

俺は、反応をしない。

すると、彼は横を向き、空間に手を翳した。パソコン画面の様なモノが現れた。よく、アニメやら近未来設定映画で出て来る、アレ、である。イメージしてくれ!其処に、俺の全身データが、現れた。おお!異次元スゲエ、、、

俺は、アタマでなく、本能で此処が、所謂異次元だと認識した。


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