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短編集  作者: 言ノ悠
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夏が来る

 じとっとした日々が続く。

 これは梅雨だからなのか。それとも、夏の前触れなのか。

 テレビから聞こえるのは「梅雨」という言葉。

 だがしかし、私には夏の前触れにしか感じられない。

 なんかこう、説明するのは難しいのだが、夏の匂いを感じるのだ。

 …となると、ニュースでは梅雨と言うのだから、科学的には梅雨なのだろう。

 だが、感覚的には夏前なのだ。

 感覚をそのままに信じられるほどに、純新無垢な子供という訳でも無い。かと言って、科学的な意見をすんなりと受け入れられるほどに、大人でも無い。


 青々とした緑が見える。

 夏に相応しい雨が降る。


 まるで、夏芽が咲いたように。

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