2. リューゼ・リ・アビナ
まずは主人公から。
* リューゼ・リ・アビナ
14年前の政変で、ロサ王国を追われた王家の血を引く公子。24歳。
均整の取れた長身と、長い黒髪と瑠璃色の瞳。
左手人差し指に、「三つ首竜」の紋章が付いた指輪。
家臣の機転で災難を逃れたが、今も政変の首謀者たちから執拗に追われている。政変を共に生き抜いた乳兄弟や臣下たちと、支援者の間を歩きながら復讐の機会を狙うのだが――。
ロサ王家は太古の「創始の竜」の血を引く一族で、その末裔である彼もまた不思議な異能力を持っている。
本編の主人。
「不機嫌な公子様」です。
不遇な少年時代を送って、だいぶ性格がひねくれてしまったようです。
そんな彼も、乳兄弟のセオリエの言うことだけは耳をかたむけるのですが。
長岡更紗様主催の『イラスト交換企画』に参加しまして、その折彼のイラストを描いていただきました。
絵師は、なんと! 主催の長岡更紗様でございます。
何度観ても、格好いい!!
さらにもう1枚。こちらはセオリエと。
物語を感じさせてくれる1枚です。
リューゼの豪華な衣装にご注目! 公子様らしく威厳がありますよね。
でもね。セオリエの衣装も、さりげなくお洒落なんですよ。
なにを話しているのでしょう。バックの高くそびえる山と、暗雲が、ふたりの行く手の困難さを物語っているようで。
剣に手を掛けようとしているリューゼの「ロサの青い目」は、なにを見つけたのだろうかとドキドキしちゃいます。
長岡様、ありがとうございました。
(続く)
長岡様から頂いたイラストは、もう1枚あります。
(あれです、あれ!)
そちらも登場しますが、しばしお待ちを!!




