1/24

設定一覧

とりあえず纏めてみました。上手く纏められずに見にくいかも知れません。

「庭の一員として」読了後に見るの推奨です。

人物まとめ

佐藤星慈（せいじ）：

主人公。高橋陽慈が新しい人生を得た姿。

自殺しようとしていたところをお姉さんに止められる。

自殺しようとしていたはずなのにその理由を思い出せずもやもやしている。

普通の家族というものに飢えている。

現在は時得高校に通い、『時得の庭』に在籍する十六歳。

心の中とお姉さんの前では一人称が『僕』、外出先では『俺』になる。

お姉さん：

名字が佐藤。名前は不明。

おじいさんに救済された人間の一人。車の駐車が上手い。会社で働いている。

何故か彼女の車の助手席は常に荷物が置かれていて、助手席には座ることが出来ない。

長袖、長ズボン、ロングスカートなどしか着用せず、肌の露出が極端に少ない。

陽慈の母親：

陽慈の母親。失踪した陽慈を心配している。

彼女は家出よりも誘拐の方がありえると考えている。

陽慈が自殺しようとしていたことを知らない。

おじいさん：

社会に居場所のない人を救済しているおじいさん。

過去に救済した人たちが次の世代をおじいさんの前に連れていき、多くの人を救済している。　　　　　　　

会社で働く男：

主人公の戸籍を作り替えてくれた。

社内では傘をささない変人と噂される。

中山先生：

白衣の教師。主人公の担任。救済された者の一人。

長谷川比（たすく）：

主人公の隣の人。バレー部に所属している。

一人称は『オレ』。

『時得の庭』副会長のファンを自称する。

坂本愛梨：

星慈のクラスメイト。救済された者の一人。

主人公にリストをくれた。

『時得の庭』の一人だが生徒たちにはあまり認められていない。

山本茂（しげる）：

陽慈の元親友。回転寿司屋で星慈と遭遇し、陽慈なのではないかと怪しまれる。

行方不明という扱いになっている陽慈を心配している。

鈴木悠一（ゆういち）：

二年生。『時得の庭』の会長。

生徒たちには風格と威厳ある姿だけを見せており、男女問わずに生徒たちから羨望を一身に浴びるが実際は見栄っ張りなただの高校生である。

田中真希：

二年生。『時得の庭』の副会長。

大和撫子的美しさと儚さ、淑やかさで生徒たち（特に男子）から絶大な人気を誇る。が、実際はお喋りな普通の高校生である。

その他のまとめ

会社：

救済後に働く場所。なにか特別な技能がない限りはここで働くのが基本。

戸籍を容易にいじれるところから少し不気味さを感じさせる。

秘密基地的な入場方法で主人公をワクワクさせた。

私立時得高等学校：

救済された学生が通う学校。

勿論普通の生徒も通う。

飛び抜けて頭のいい学校ではなくそれ故に少し出来の悪い人が転入してきたとしても浮くことはない。

時得の庭：

時得高校の中にある部活動的立ち位置の組織。庭とも呼称される。

救済された人が加入する。

開校以来存在する由緒正しき組織である。

ここに所属するだけでスクールカーストは爆上がりし、羨望の眼差しを浴びることができる。

だがその実態は理事長（おじいさん）の庇護下のもとで授業をサボったり、ダラダラしたりするだけの場所である。

他の部室の何倍も広く、テレビや冷蔵庫、エアコンやソファなどがあり、最早リビングである。

この学校ではこの組織の会長を『会長』、生徒会の会長を『生徒会長』と呼び分ける。

気になる点、感想等があればお気軽にご記入ください。