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プロローグ 『出会い』

筆者は小説初心者&趣味投稿なので気長に、気軽に読んでいただけると幸いです。



はぁ はぁ


もう何日歩いているのか。

鬱蒼とした木々は途切れる気配なく、青々とそびえたっている。

人目を盗んで持ち出してきた食料はとうに底をつき、生で食べられる木の実を採ってここまで食いつないできたが、それも限界に近い。


足が痛い、頭も痛い、胃も痛い、もはやどこが痛いのかすらわからない。



(もう無理だ、、、)



徐々に視界が点滅し、視界の端からぼやけいく。



--ドサッ



倒れる体を支える力はなく、顔から地面に倒れこみ、口の中で鉄の味と土の味が混ざり合う。



(あぁ、散々な人生だったな)



走馬灯のように巡る記憶には生き残る術などはなく、嫌な思い出しか浮かばない。

キーンとした耳鳴りも大きくなり、何も聞こえず、何も見えず、死の感覚を何もできずに受け入れる。





「…君、大丈夫?」


その声が、自分にかけられた声なのか、はたまた走馬灯の切れはしなのか、考える間もなく意識は僕の手から離れていった。

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