1話 エロゲーをしていた幼馴染みをどう見るのか正解なのか
皆さんどうも初めまして。
僕の作品を他に見ている人がいればお久しぶりです。
書きたいものが定まらず最終的にはギャグラブコメ路線に攻めようと思いこれを執筆することに決めました。
ただよくありがちのラブコメなのでそれが嫌だと言う人はすみませんが立ち退いてください。
それでもいいよと言うのなら楽しんで読んで頂けると幸いです。
それと面白いと感じた場合は、よろしければブックマーク登録やポイント評価、感想など頂けると執筆がはかどりますのでよろしくおねがいします。
恋愛シミュレーションゲーム。
それは恋人のいない人にはバーチャルで仮想の恋愛を楽しめる独り者には嬉しいゲームだ。
言葉は決められたものを選択して好みの異性キャラとゲーム内で恋人となり幸せなエンドを迎えられるようにストーリーを進めていく。
その種類は男女問わず、中にはR18と描かれた性的描写を多く含んだエロゲーというのも存在する。
そういったゲームは世界中に数えきれないほど販売されている。
特にR18と記載のあるゲームは恋愛シミュレーションゲーム好きの中学から大学、成人した男でも1つは必ずと言ってもいいほど持っているだろう。
さてここで問題だ。
目の前に幼馴染みで同級生の女子が目の前で裸になりR18のゲームをやっていたらどんな反応をすればいいのだろうか。
「マリアちゃんとのフラグは立った。ここからが重要、あともう少しで『キャッキャウフフ、僕の周りの女の子達とのちょっと甘くて過激な生活』のCGのコンプ、ノンストップでクリアするわよ」
コイツの名前は先塚本綾音、小2の頃から隣に住んでいる家の一人娘だ。
しかも俺、宮本孝一の部屋にバイトをして貯めたお金で買ったパソコンで本人の許可なく。
画面の向こうで主人公の外国の幼馴染みキャラにデレデレしている。
「マリアちゃん。もうそろそろ、やった落ちた。これでマリアちゃんの恥ずかしい姿を、グヘヘ」
正直俺は引いている。コイツの尻を蹴っ飛ばしてやろうかと思うほどに。
「じらしゃって、綺麗な下着、でもこれから綺麗な裸体を私の元にさらしてって、あれ。どうして」
イラついた俺はパソコンのコンセントを根本から引き抜いた。
画面が真っ黒になり動揺する綾音。
「いい加減にしろ綾音」
「ちょっと、何かってにコンセントを抜いているのよいいところだったのに、セーブせずに3時間やってたから3時間もやり直しじゃない。それに裸の女の子がいる部屋に勝手に入ってくるなんて最低」
「うるせぇ、ここは俺の部屋だ。勝手に部屋に入って服を脱いでいるんじゃねぇ。だいたい何でお前は俺の部屋に忍び込んで勝手にパソコンを使っているんだよ」
「だって私の部屋にパソコンないんだもん」
「家に一台くらいはあるだろ。いやそれではできないとしても買えよ。それくらいのお金持ってるだろ。お前高校生モデルやってるんだからさ」
こんな女でも綾音の見た目は学年上位を争える美少女だ。
人気高校生モデルだからギャラだってそれなりに稼いでいるのだからパソコンの一台や二台は普通に買えるはずだ。
「だって新作のソフトって1万円、初回限定なら2、3万はするんだもん。それにモデルっていっても服は自分で買うからお金が無くなるんだよね」
「だからって使わなくなったゲームを俺の押し付けて、このゲームの量どうするんだよ」
俺はタンスの裏の隠し引戸を開けた。
引戸の中には綾音が処分に困ったエロゲーの山でいっぱいになっていた。
数えていないがおそらく一万個以上あるだろう。
これ全て綾音がモデルを4年間やって稼いだ金で買ったゲーム。確かにこんだけ買ったら金がなくなるわな。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
毎日投稿する予定ですが、アクセス回数やブックマークの伸び具合を見て執筆滞ってしまうかもしれませんので、続きを読みたいなと感じた方は登録お願いします。