四の巻
「さぁおあがり。」
「ありがとうございます!」
「頂きます。」
朝に丁度いいさっぱりした食事だ
気になるのはvistaがいないこと。
あいつどこいったんだ?
宿を出てタバコを買いにバイクを走らす。
「マルボロ黒メンソール1ミリください。」
「はいよ。」
「タバコの吸いすぎに注意しましょう!」
vistaがいきなり現れた。
「うぁ!?おまえ何処いってたんだ?」
「あたしンチだよ?。」
「妹に朝飯あげてたの」
あぁそうか。考えてみればそうだな。
「さぁ行こう!今日は子供の子守。」
調子狂うな…
バイクを30分走らせて農家に着いた。
ここか?
「ごめんください!」
出て来たのは、180センチくらいの若者。
いきなり腕を掴まれて、
奥へ連れてかれる
「ブーブあちょぶ」
この人か。
馬乗り 相撲 落書き
体力がいるな。
奥さんが出てきて
「お仕事の方ですか?ありがとうございます。」
「お茶でも飲んでってください。」
「これ少ないですが。」
「いいえお代は頂いてますので。」
謝礼を丁寧に断り、
帰ろうとすると、
「ありがとぉ。またちてね。」
「また来るよ。」
「じゃあ。」
なんだか、ほんわかした気持ちの
ままだった。
vistaを家の近くまで送り、
宿へ帰った。
明日はどんな依頼主かな。
俺の話はそんなとこ。
じゃあ
END