第312話、【広島平和記念日特別編】周辺諸国に対しては、武力行使よりもまずは経済制裁を!(後編)
「──それと言うのも、パクリ主体の低予算の粗雑乱造のスマホ用のソーシャルゲームは、中韓等東アジア諸国にとっては、日本における金儲け及びマネーロンダリングの、最も有効な手段の一つなんですよ。それなのに、『艦○れ』のような『本物』に人気が集中されては、『偽物』である中韓ゲームではまったく太刀打ちできないものだから、主にネット上で『情報操作』を行い、何とかして『艦○れ』の評判を落として、相対的に中韓ゲームの売り上げを稼ごうとしているのです。──事実、純日本産のソシャゲである『マギア○コード』が発表された際にも、何と言ってもあの大ヒットアニメ作品の『ま○か☆マギカ』の外伝的ゲームと言うことで、話題も売り上げも完全に独占されて、中韓ゲームなぞ見向きもされなくなる怖れが大いに予測されたので、いまだ具体的なゲーム内容も判明していない段階で、主にネット上において卑怯卑劣にも、『元祖ま○マギ原理主義者』を装って、『マギ○コ』がいかにも『ま○マギ』をないがしろにしているかのようなデマを飛ばして、大々的にネガティブキャンペーンを展開して、完全に出ばなを挫いてしまったのですよ!」
「──なっ、そんな! 『マギ○コ』は間違いなく、元祖『ま○マギ』に勝るとも劣らない、傑作魔法少女作品じゃないか⁉」
「ええ、ええ、特に今回の『アニメ版』の放映によって、そのことが如実に証明されましたよね」
「……赦せねえ……『艦○れ』だけでは無く、『マギ○コ』までなんて。中韓の工作員どもめ、絶対に赦さないからな!」
「──ああ、ご心配には及びませんよ。彼らの薄汚いアンチ工作活動も、もうすぐ消えて無くなる運命でしかないのですから」
は?
「…………ど、どうして、そんなことを、断言できるんだ?」
「すでに各地方自治体で、『TikT○k』等の利用廃止が宣言されたように、近いうちにありとあらゆる中華アプリの類いが一掃されるものと思われており、彼らが国内で工作する必要が無くなるって次第なんですよ」
「……そういえば、そうだよな。中国は尖閣諸島において公然と領海侵犯を繰り返しているし、韓国は徴用工問題はもちろん、日本の国家元首の土下座像を造ったりと、『宣戦布告』相当の挑発行為を平然と行っているのだから、そんな事実上の『敵国』製のアプリなんか使っていたら、個人情報を始めとする重要情報を抜き取られ放題になってしまうので、全面的に規制するのも当然か」
「……ふふふ、楽しみですねえ。きっとそのうち、『艦○れ』や『マギ○コ』のスレで、アンチ活動をしていた輩が、ごっそりと消えて無くなると思われますよ?」
「ていうか、そのように日本人を装った工作員たち自身が、検挙投獄されるんじゃないのか? 日本の公安組織は戦前同様に『そういった方面』に関しては大変優秀なんだし、現時点においても中韓の工作員は、潜入外国人はもとより、国会議員から地方公務員やマスゴミや芸能人やスポーツ選手や似非人道主義者や似非フェミ等々の、長期在日工作員やシンパ等も、完全にマークされているはずだしな」
「──結局彼らは、日本の本当の恐ろしさを、少しも理解してはいないのです。別にアジア諸国や国内の不穏分子にとっての、『真の脅威』は、旧大日本帝国軍によりも遙かに洗練化された自衛隊でも、あらゆる思想犯やスパイを拷問し処刑し尽くした特高警察を引き継ぎつつ、現代の科学捜査やネット犯罪にも完璧に対応しうる都道府県警察組織でも無く、世界に冠たる最大級の経済国家であり資本援助国家である、現代日本そのものなのです! 今すぐにでも中韓両国と断行して、経済的に締め上げれば、両国共ほんの数ヶ月以内に、完全に干上がってしまうことでしょう!」
「……え? 韓国は今や立派な経済国家にして技術立国だし、中国なんかはむしろ、日本なんかよりも経済規模が大きいんじゃないの?」
「それもすべては、日本からの技術支援や経済援助があってのことなのです。もしも明日にでも日本が、アメリカ等の他の先進資本主義諸国と歩調を合わせて、中韓における現地企業の全面撤退及び、あらゆる支援の完全なる停止を断行すれば、中韓の経済活動なんて、三日ですべてストップしてしまいますよ」
「で、でも、日本も特に中国に対しては、原料とか食糧とかの供給を頼っているのだから、困るのでは?」
「何も、中国ごときから用立てて、これ以上無駄に儲けさせてやる必要なんて、無いではありませんか? それこそ中国と敵対表明をしたオーストラリアや、セクハラバイオレット・ナンバーワンな韓国にご立腹なニュージーランドを始めとして、カナダやベトナム等から、原料や食糧を用立てたり、新たなる企業進出を行ったりすればいいのですしね」
「……オーストラリアやベトナムって、そ、そうか、『TPP』か! 日本は『環太平洋パートナーシップ協定』の、事実上のリーダー国だったんだっけ?」
「まさにメンバー的には、『現代におけるイギリス連邦の復活』そのものですよね。話によると、イギリス本国も加盟を打診しているそうですし」
「あれ? もしかして現在の日本には、別に中国や韓国なんか、要らないのでは?」
「はい。今まであの何かと問題の多い両国とつき合ったのは、まさに過去のしがらみや惰性以外の何物でも無く、現在のように『百害あって一利無し』な状況ともなってしまえば、残念ながら切り捨てる以外は無いでしょうね」
「で、でも、そんなことをしたら、中韓両国は──」
「これから一年と、持たないでしょう。──いや、もしかしたら、半年当たりが、限界ですかな? つまり日本は、別に武力による必要も無く、いつでも中韓両国を潰すことができるのですよ」
「──ッ」
そ、そうか、これこそが『平和憲法』の、本当の意味だったのか。
戦争をしないことは別に、『弱腰外交』でも何でも無い。
何よりも、『武力に拠らずに』、世界中の国々から、真に認められると言うことなのだ。
事実、世界における日本に対する『信頼』は、今や絶大なものがあり、たとえ世界的に経済危機にある現状においても、「日本であれば、お望み通りに、食糧でも原料でも、用立ていたしましょう。──その代わり、当国との経済関係を、これまで以上に発展させてくださるよう、よろしくお願いします」と言ってくださる国々が、けして少なくは無いのだ。
……それに対して、方々にセクハラを繰り返している、某シモ半島国家や、方々を恫喝して回っている、某中華思想国家ときたら、もう少し自分たちが、世界における『嫌われ者』と言うことを、自覚したほうがいいのでは?
「そういえば、あの傍若無人なアメリカが、中国や韓国は信頼できないが、東アジアにおいては日本だけは信用に値すると、言うくらいだからな」
「別にそれは今始まったわけでは無く、戦前から同様であり、アジアにおいて信頼に足るのは日本だけと、あの誇り高き大英帝国が認めて『日英同盟』を締結し、まさに現在目の前におられる金剛さんを、英国きっての名門重工業たるヴィッカースにおいて、建造してくださったくらいですからね」
「ほんと、戦後の歪んだ自虐史観教育に毒された人たちには、考えも及ばないかも知れないけど、戦前の大日本帝国は、欧米に肩を並べることのできる、アジア唯一の列強国だったのであり、今なお中韓ごときとは扱いが違うのは、そういった『歴史的背景』と、戦前前後を問わない日本自体の並々なる努力の積み重ねがあることを、他の東アジア諸国はもう少し考慮すべきじゃないのかなあ?」
少々経済的軍事的に発展しようが、それに見合う『品格』というものが無ければ、単なる『張り子の虎』でしか無いし、そもそも現在の経済成長も、日本の援助あっての物種だし、軍事的にも、時代遅れのロシア製兵器のそのまた劣化コピーに過ぎなかったり、せっかくのアメリカ製の最新兵器を整備不足で使い物にならなくしていたりするしな。
「……うん、ということは近いうちに、少なくとも日本国内における軍艦擬人化少女ゲームは、『艦○れ』だけになるってことか?」
「ええ、個人情報が抜かれる怖れは、一般的なゲームも同様ですので、『艦○れ』のパクリゲームの類いは、そのうち一掃されることでしょう」
「──と言うことは、『艦○れ』ファンであれば、何ら変わること無く安泰というわけか?」
「『マギ○コ』のほうも、お忘れなく」
「「わはははははははは!」」
そのように、男二人で『現状』をガン無視して、高らかに笑い合っていた、まさにその時──
「──いい加減にしなさい! 元々この世に『金剛』は、オリジナルの大日本帝国海軍所属の、高速戦艦金剛型一番艦の、この私しか存在していないのです! 何が、巫女装束ですか! ヴァイオリンですか! ……いいでしょう、すべての軍艦擬人化少女にとっての、『懲罰艦』としての恐ろしさを、その目に焼き付けて差し上げましょう!」
そのように、いかにも『堪忍袋の緒が切れた』といったご様子で、金剛嬢が手にしていた三人分の『心の宝石』を、口元へと近づけていき、
「「なっ⁉」」
──何とそのまま、司教殿の言うところの、『彼女の妹たちの魂』を、一息に呑み込んでしまったのであった。




