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第277話、【番外編】小説家なら、小説で語れよ⁉(前編)

金剛プリンセス・ダイアモンド「ハーイ! 大日本帝国海軍の誇る、高速戦艦金剛型一番艦『こんごう』の軍艦擬人化少女の、『金剛プリンセス・ダイアモンド』デース☆ 連合国初の軸流型ジェットエンジン開発で有名な、イギリスはヴィッカースの生まれデース! 一部(の艦隊ゲーオタ)の皆さんの間では、『提督ラブ勢』の筆頭で有名デース♡」




しれぇ太郎「──いやいやいや、ちょっと待てえ⁉」




金剛プリンセス・ダイアモンド「……何デスか、『提督しれぇ太郎』さん、いきなり『──いやいやいや、ちょっと待てえ⁉』などと、よほどの『作者の作品マニア』の方しか知らないような、【座談会の冒頭】特有オヤクソクの、ツッコミを入れたりして」


しれぇ太郎「どこからどう指摘すればいいのか、もはやちっともわかりやしねえ……」


金剛プリンセス・ダイアモンド「はあ? 私の完璧な導入に、一体何の御指摘があると言うのデスか⁉」


しれぇ太郎「あるよ! いっぱいあるよ! 今【座談会】とか何とか言ったけど、どうして本編ではキヨの提督である僕が、いきなりこんな謎のコーナーで、本来敵であるはずの君と語り合っているのか──を始めとして、我々の台詞の頭についている、『しれぇ太郎』と『金剛プリンセス・ダイアモンド』とは、一体何なのかとか、つうか『金剛プリンセス・ダイアモンド』ってのは、いろいろとヤバいんじゃないかとか、『ヴィッカース』は日本においてはむしろ、金剛きみの製造を担ったこと以外語る必要が無いんじゃないかとか、もし航空機用エンジンについて語るのなら、『マーリンエンジン』のほうこそを語るべきじゃないかとか、『艦隊ゲーオタ』とは、一体いかなる層を指しているのかとか、何で君は本編とは違って、『ルー語』的な片言でしゃべっているとか、しかも挙げ句の果てには、『提督ラブ勢』は無いだろうとかな!」


金剛プリンセス・ダイアモンド「……ええと、一つ一つ懇切丁寧に、お答えいたしましょうか?」


しれぇ太郎「いいよ! 下手に答えられたら、訴えられかねないよ! とにかく、『ルー語』と『提督ラブ勢』は、禁止!」


金剛プリンセス・ダイアモンド「では『しれぇ』もヤバそうなので、これからあなたのことは、『イキリ艦太郎』とお呼びします♡」


しれぇ太郎「余計悪いよ! ──それよりも、一週間近くも休載しているかと思えば、どうして急に、こんなわけのわからない【座談会】とやらを、おっ始めているんだよ⁉」




金剛プリンセス・ダイアモンド「──実はこの一週間ほど、本作の作者はずっと寝込んでいて、一昨日には体温が38度にも達し、本日の朝まで絶対安静となっていたからです」




しれぇ太郎「──ッ。そ、それって!」


金剛プリンセス・ダイアモンド「ええ、例の『新型ウイルス』感染の、疑いが濃厚かと存じます」


しれぇ太郎「……まさか、今回のこれが、『遺作』になったりして?」


金剛プリンセス・ダイアモンド「はい、十分にあり得るかと」


しれぇ太郎「──まずいんじゃないのか、それって⁉」




金剛プリンセス・ダイアモンド「現在はこうして作品を作成しているくらいですから、体温のほうは平熱状態に下がっているものの、とにかく喉が痛くて、めまい等も続いており、予断を許さない状況にあります」




しれぇ太郎「……確かに、本編のほうがクライマックス真っ最中だというのに、いきなり中断したものだから、どうしたことかと思っていたら、そんな深刻な状況だったのかよ?」


金剛プリンセス・ダイアモンド「一応今のところ、新型ウイルスに関する検査の類いは受けておりませんが、再び発熱等の症状悪化が見られたら、即病院に行こうかと思っております」


しれぇ太郎「やはり、コロナかなあ……」


金剛プリンセス・ダイアモンド「だとしたら、絶対に赦せませんね、あの『コミー』人民共和国は」


しれぇ太郎「……赦せないとしたら、どうするんだよ?」




金剛プリンセス・ダイアモンド「作者が以前から温めていたネタで、『コミー』を絶対赦さない(シ○ゴ)理論派の男性が異世界転生してきて、『幼女』の空母に擬人化TSするという、ミリタリィ系異世界転生作品案があるのですが、その具体的な内容としては、パラレルの香港において、英国から香港の人々を守るために派遣されてきた彼女──『ユニコーン』ちゃんが、朝鮮戦争時の史実通りに、空母でありながら軍艦史上唯一成し遂げたという、自前の対空砲火による陸上の『コミー』軍の殲滅を行うといったもので、『コミー』人民共和国に対する腹いせとして、これを正式に作品化するとか?」




しれぇ太郎「──またしても、ツッコミどころ満載だな、おい⁉ そもそも『ユニコーン』て、某『コミー』人民共和国製の艦隊ゲームにおける、最大のアイドルキャラじゃなかったっけ?」


金剛プリンセス・ダイアモンド「ほんと、馬鹿みたいですよね? 軍艦史上最凶の『コミー絶対に殺す☆幼女』のことを、『エチエチ』とか『射爆』とか『ロリ巨乳』とか言いながら崇め奉っている、哀れな『指揮官』さんたちときたらw」


しれぇ太郎「もはや、『アズ○ン』なのか『幼○戦記』なのか、わかりやしないが、無闇にケンカを売って回るのは、やめてくださいません⁉」


金剛プリンセス・ダイアモンド「……そうですね、そのような『対立煽り』を行っても、何のメリットもありませんので、この案は早々に破棄することにいたしました」


しれぇ太郎「それを聞いて安心したよ! ここんとこ世間においても、何かと騒がしいことだしね!」


金剛プリンセス・ダイアモンド「それをフォローする意味もあって、作者の別作品の『わたくし、悪役令嬢ですの!』のほうでは、むしろ現在における日本と中国との関係は、(主に首脳間については)至極良好であることを明確に論証しているエピソードを、現在絶賛公開しておりますの。──こちら同様に、【緊急座談会】形式にて」


しれぇ太郎「──あっちも、【座談会】をやっているのかよ⁉」


金剛プリンセス・ダイアモンド「……作者の健康不良につき、やむなく【座談会】を行っているのに、別作品のほうでは普通に【本編】を進行していたら、単なる『仮病』か『詐欺』ではありませんか?」


しれぇ太郎「そういえば、そうでした」


金剛プリンセス・ダイアモンド「──とはいえ、なんかどこかのテニスプレイヤーが、日本でアフリカ系アメリカ人のためのデモを行おうとしているそうですが、それだけは断じてやめて欲しいですね!」


しれぇ太郎「……え、政治的な『対立煽り』は、やらないんじゃなかったの?」


金剛プリンセス・ダイアモンド「これは断じて、『対立煽り』ではありません! 日本人として、当然の主張です!」


しれぇ太郎「金髪碧眼の君に、『日本人』であることを主張されてもねえ……」


金剛プリンセス・ダイアモンド「失礼な! 確かに私はイギリス生まれですが、魂レベルでは、れっきとした日本の軍艦です!」


しれぇ太郎「……失言でした、心よりお詫び申し上げます。君はちゃんと最後まで戦ってくれたよ、他ならぬ日本国のためにね」


金剛プリンセス・ダイアモンド「……提督」


しれぇ太郎「残念ながら、僕自身は日本人では無く、異世界人という設定だけどね!」


金剛プリンセス・ダイアモンド「──はっ、異世界から歴戦の勇者とか、それこそ歴戦の海賊とかを召喚して、提督になっていただく、いわゆる『逆なろう系』的な、『軍艦擬人化少女』作品モノなんて、どうでしょう⁉」


しれぇ太郎「……いや、そういうのは間に合っているから。さっき話に出た、日本人のエリートサラリーマンがTS転生して、軍艦擬人化幼女の『ユニコーン』になるという奴を、先に作品化しなくちゃならないしな」


金剛プリンセス・ダイアモンド「それってそれこそ、『幼○戦記』の二次創作では?」


しれぇ太郎「……ううむ、やるなら『カク○ム』様オンリーか」


金剛プリンセス・ダイアモンド「いや、そんなことどうでもいいから、話を戻しますよ!」


しれぇ太郎「話って、何だったっけ?」


金剛プリンセス・ダイアモンド「だから、どこかのアホが、日本で『黒人デモ』なんぞを強行するとか、ほざいていることですよ!」


しれぇ太郎「『アホ』て………でも、人種差別反対デモなら、むしろ結構なことじゃないか?」




金剛プリンセス・ダイアモンド「日本は先進国でありながら唯一、黒人等の他種族を『奴隷』にしたことなぞ無い、真の愛と平和の平等国家なのであって、『黒人デモ』など、百害あって一利なしなのです!」




しれぇ太郎「……確かになあ、アメリカ本土みたいに、暴動から略奪へと発展しないなどと、絶対に否定することなんてできないからな」


金剛プリンセス・ダイアモンド「余計なことなんて、最初からやらなければ、何も問題は起こらないのです! ──むしろ、先頃の『某ヤラセ的「くるくる来るぞ族!」偏向報道事件』のように、無理やり国内で問題を発生させようとしている、危険極まる各種『勢力』も、存在しているのですから!」


しれぇ太郎「日本にも人種差別はあるとは思うけど、例えば作者自身は東京の某有名役所に入庁できたくらいだから、純日本人ではあるものの、幼少時に最初にできた親友は、いわゆる『在日』と呼ばれる人で、何の問題も無く仲良くしてたけどな」


金剛プリンセス・ダイアモンド「更にはその人以外にも、日本の公立高校を卒業すると同時にソウル大学に進学したクラスメイトもいたけど、これまた何の問題も無く、担任教師の引率のもと、クラス全員で空港まで見送りに行ったそうですしね」


しれぇ太郎「『在日』とかで差別しているのって、東京とか大阪とかの都市部だけだろう。普通に地域社会で暮らしていれば、お互いに差別とかしないんだけどね」


金剛プリンセス・ダイアモンド「というか、『在日』とか言う言葉があること自体、少なくとも小学生時代には知らなかったりしますものね」


しれぇ太郎「中学の時の同級生と、高校生になってから久方振りに会った時、むちゃくちゃ身長が伸びていたから、『何食ったら、そんなに大きくなれるんだ⁉』と聞いたところ、『実は私、「在日」だから』と言われて、初めてその子が『在日』だと知ったくらいだしね」




金剛プリンセス・ダイアモンド「……ほんと、田舎とか子供とかは、純粋なんですけどねえ〜」




しれぇ太郎「ていうか、田舎の小学校のボスなんて、家柄よりも腕っ節で決まるじゃん? 作者の学校のボスは、アメリカ人とのハーフだったそうだぞ?」


金剛プリンセス・ダイアモンド「つまり一番強いんだから、差別されようがないですよねw」




しれぇ太郎「──そもそも差別差別言っているのは、そいつ自身の思考や生まれ育った環境が、『歪んでいる』だけの話なんだよ。そんな都会の歪んだ人間関係を、すべての国民に当て嵌めようとするのは、そろそろやめてくれよな」












金剛プリンセス・ダイアモンド「……今回かなり突っ込んだ内容となっておりますが、冒頭でもお伝えした通り、現在作者はもうろうとした状態にありますので、何か不躾な点等がございましても、どうぞご寛恕のほど、よろしくお願いいたします!」




しれぇ太郎「作者としてはあくまでも、『争いごとが起こる以前に、差別そのものがまったく無い世の中にするべきだ!』というのをテーマにしておりますので、次回の後編においては、結局暴動や略奪を生み出しかねない『デモ』等を行うこと自体に、否定的な記述も見られるかも知れませんが、これもまた『一つの考え方』と言うことで、ご理解のほどを賜りたいかと存じます」

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