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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

No.-

No.21 フォルム

作者: 夜行 千尋

出されたお題を元に、一週間で書き上げてみよう企画第二十一弾!

今回のお題は「顔を隠す」「間者」「ねずみ」


1/12 お題出される

1/15 立て続けに別件に追われ続ける

1/16 必死にひねり出そうとするも浮かばない

1/18 もうどーにでもなーれー、と書きながら考える

1/19 時間かかりすぎ


教訓。書きながら考えてはいけない。

せめて骨組みぐらいは考えましょう……

「で、彼がその?」


 その、なんだ? なにが言いたい。


「そうは見えんね。人は見かけによらぬと言う事か……」


 そう言って、丸々とした腹を抱えたキューピー頭の男が言う。胡散臭いにおいが、俺の居る牢獄の中にも漂ってくるのが伝わる。

 丸い男の横で対照的に細長い男が言う。どうやらこの丸いのの秘書のようだが。


「いいえ、この男もまた……こやつら『フォーゼ』にとって『フォルム』は一つだけじゃありません。つまり、こやつにとってこの姿は、いくつか持っている外見の一つにすぎません。ちなみに、こやつの名前はおそらく“ヘイト”です。『早取りの“ヘイト”』お気を付けを。ハッキング速度は神の領域です」


 ほほう、と世間知らずな丸い男が奇妙な物を見るような目で俺を見た。

 丸い男が鼻を鳴らして言う。


「複数の姿を持つ者どもか……だからこそ、適任という奴だな」


 俺は横長と縦長のコンビに言う。


「なんだ? 汚れ仕事か?」

「解っているようだな。自分の立場を」

「そうだな。俺が何者か、いや“何か”知っている風だしな。そうなると……何をしてほしいんだ?」


 二人の男は冷たい目線で俺を見る。

 少々の沈黙の後に、縦長が俺に言う。


「こちらの方はさる政府の要人である。この方の仕事を受けてもらうぞ……」

「秘密厳守、と言いたげだな。もったいぶってないで仕事の話をしてくれ」

「……良いだろう。ずばり『ネズミ取り』……スパイ探しだよ」

「それは政府に潜り込んでるスパイか? それともそこのおっさんの“愛人”関係におけるスパイか?」


 縦長が懐から大型の拳銃を取り出して俺に向ける。


「口を慎め。お前ごときどうとでも出来る。なんならここで始末も出来る」

「政府の牢獄で政府の要人ならでは脅し文句だな。今度使うために覚えておくよ」


 縦長が握る拳銃の撃鉄が上がる。


「よせ、殺しに来たのではない」


 横長がそれを遮る。縦長はそれを受けて拳銃をしまう。

 横長が言う。


「ずばり言おう。私のオフィスから重要書類を盗んだ者をとらえて欲しい」

「そいつの名前や顔は?」

「……名乗っていた名前は『エイジェ』、あるいは『ビスタ』、『エリージェーン』、『ミリ」

「けっ、そういうことか…… お断りだ。そんな不可能な仕事は」


 横長の言葉を悪態で遮った俺の前に、縦長がまた無言で出る。

 ……他に手が無い、か。仕方ないな。


「ったよ。……はぁ、報酬は?」

「釈放だけでは不満かね?」

「……いいえ十分でございますよ、と」


 皮肉一杯に言った俺に対し、横長が“ありったけの”情報をくれる。


「まったく……俺と同じく『フォーゼ』の奴を捉まえるなんざ、ほぼ不可能だぜ。期待しないでくれよ。俺も命がかかってないなら追いかけねぇよ」


 俺は無茶難題を解決することを条件に、一時釈放されることなった。



 『フォーゼ』……元々肉体を機械化することが珍しくない昨今の世の中において、奇形とされる者。

 長らく生きてきた人類にとって、なにかと肉体の不具合は問題になっていた。その問題を解決した人類の発明こそ『フォルム』。つまり肉体の機械化、および精神の電子化だ。そうすることで肉体的な問題はすべて解決した。病気、障害、肉体的な個人の差など、そういうことはほぼ無意味になった。だが普通は一度にストックして居られる肉体は一つだけだ。それ以上肉体を保持した場合、自分の外見を見失って精神が崩壊する、とされている。

 だが『フォーゼ』は違う。その外見として、肉体をいくつも保有する者のことだ。『フォーゼ』にとって肉体は一つじゃなく、複数所持しているうちの一つに過ぎない。つまり、名前も、顔も、身体能力も、何一つそいつを現す記号にはならないと言う事だ。

 で、俺が『フォーゼ』であるばっかりに、顔も名前も身体能力もコロコロ変えられる奴を捉まえろと言われたわけだ……無理難題だと思うね。





「で、これは一体全体どういうことだ?」


 釈放といいつつ、監視がついた仮釈放、軟禁状態であることはまぁこの際放っておこう。問題はそこじゃない。

 今俺の状況は、なぜか探偵事務所をすることになり、しかも美人の少女が世話役が監視役とは別について来ている事だ。


「あ、ヘイトさん。そこどいてください」

「お、おう……」

「はい、お次はそっちです」

「あ、ああ……」

「そっち避けないで下さいよ。はいどいて!」

「ん……」

「はいはいはい、どいてどいて」

「……」


 なんでこんな邪険に扱われなきゃならんのだ。


「おい……」

「はぁいー?」


 ずいぶんと気の抜けた調子で返事が返ってくる。


「お前……俺が何か知っててその……」

「ん? 以来の少ない探偵さんで、叔母さんの知り合いさん」

「叔母さん? ……ああ」


 咄嗟に脳内に上がったのが縦長と横長だったが、どうやら彼女を斡旋したのはまた別の女性のようだと気付いた。ということは、彼女はあの横長オヤジを知らない、という事なんだろう。つまり……この少女は無関係の人間、ということか?

 いや、もしかすると相当な歳だが『フォルム』だけ若いと言う事もありえる。というかそう言う事と認識しておこう。じゃないと色々落ち着かない。


「お、そうだ。お前さん、名前は?」

「え? ちょっと……あー叔母さん言わなかったのかぁ。あたしはミリアって言います。この探偵事務所の雑務兼あなたの世話係です」

「世話係?」

「えぇ、だってあなた『フォルム・ノイズ症候群』なのでしょう? そう聞きましたよ」

「……」

「え? そう聞いたんですけど?」

「おい、電話もってこい。それとその『叔母さん』に電話かける。番号教えろ。あと、買い物行って来てくれ」

「えぇー、今朝のメモに書いてない物は買って来ませんよ!」

「うるせぇ。仕事の電話もかけんだよ」


 俺は咄嗟に適当な事を数を書いたメモを渡し、電話をかける。

 『フォルム・ノイズ症候群』とは、肉体の機械化に伴い、精神がうまくその状況を受け入れられてないと起きるとされている、一種の障害だ。記憶障害、情緒不安定、鬱、自信過剰やいくつかの精神症候群を併発するとされている。これがおきると一部の日常生活に異常をきたすことが有るため、手伝いを雇う人もいる。

 なんとかミリアを丸めこんで買い物へ出させる。そして彼女の言う『叔母さん』へ電話をかける。電話口に出たのは予想に反しない甲高い、鈴虫が鳴くような声の女性だった。


「はいもしもし?」

「ああ、俺だ。えーと」

「ああ、ヘイトさんね。初めまして。わたくし、派遣所所長のマイアーと言います。どうですかミリアは?」

「ああ、実にうまくいやってるんじゃないか」


 俺は上の空で生返事を返し、マイヤー所長が何か言う前にそのまま言いたいことを言った。


「なんで一般人が俺の世話役になってるんだ?」

「あらそこなの?」

「『そこなの』とはどういうことだ」

「他にもいろいろあるんじゃないかしら?」

「……聞けと?」

「いいえ、マナーが良くて助かるわ。始末屋を呼ばなくて済むんですもの」

「けっ、良い趣味だな。で?」


 こういう闇の世界では、お互いの素上について探り合うのはタブーだ。それは言わずもがな。わざわざそれを聞いて来ないのかと聞く点、おそらく、俺なのかどうなのか試してもいるのだろうが……悪趣味だ。

 マイヤー所長が言う。


「それで、どうして一般人の女の子があなたの世話役なのか、という話ね」

「やはり年相応の外見なのか」

「そうよ。あの子は『生身』。わざわざあなたの元へ行くことを自分から志願した、としかわたくしには言えないわ」

「そいつはつまり……」

「……そうね。お察しの通りよ」

「そうか……」


「ただいまー! ヘイトさん手伝ってくださいよ! ってまだ電話中なんです?」


 そのタイミングでミリアが両手いっぱいの買い物袋を持ってやってくる。


「いや、もう終わった。……で、その買い物は?」

「え? いやいや、ヘイトさんのお望みの品ですよ?」

「……まさか……」


 ミリアが買い物袋の下から器用に取り出したメモには「オートミール3kg」と読めなくもないミミズが書いてあった。


「そんなに好きなら今度から言ってくださいね。オートミール」


 今日から当分の間、オートミールオンリーの食事になりそうだ。



 それからの日々は俺にとってずいぶんと安寧の日々だった。向かいのビルから一言一句、言動の隅々まで監視されていることが、辛うじて俺が表の世界の人間じゃないことを自覚させる。

 探偵、とはなかなかいい隠れ蓑を用意してくれたものだ。情報は入ってくるし、俺が逃亡中などに培った外法の術が役に立つ。……まぁ、ミリアにはそれは見せなかったが。

 なにより調子が狂うのは、彼女、ミリアの存在だ。彼女は良く言えば妹、悪く言えば御袋のように俺の面倒を見た。時にドジを踏み、時に泣きだし、時に拗ねて、時に殴られる。最初こそ俺にどうしろと言わんばかりだったが、最近になってから少々思い当たる点が現れた。

 夜、彼女が寝ている時だ。すっかり寝なれたソファーでも、寝れないことがある。そんな時には、隣の寝室から聞こえてくる。


「マ……マ……どうして……どうして……」


 彼女がどうして俺の元へ来ることを選んだのか……少し思い当たった。



 翌日。俺は一人外出の準備をしていた。


「どこかへ出かけるの?」

「ああ、帰りは遅くなる。晩飯は先に食っとけ」

「お昼もまだだよ」


 俺はあくびしながら答えるミリアにそう言い残し、探偵事務所を後にする。

 さて、と俺はミリアの携帯電話の記録をメモした手帳を取り出す。年若い娘の電子通話記録を一から順番に当たっていく。きっとこの中に何かあるはずだ。目的の物が。

 場所は様々だった。スーパー、マンションが二種類、観光遺跡、モーテル、ラブホテルに娼館、更にはマフィアのオフィス……少女が行ってよく無事だったもんだ。

 そこから聞き込みを繰り返し、時には追い出され、時には見たくない物を見せられて……ともあれ、情報は得た。が……どうするか、それが問題だ。


 俺は一人手に入れた情報を持ち帰ることにした。

 事務所に戻ると、事務所はものけの空だった。ミリアに呼びかけても全く反応が無い。そして、代わりに俺でもミリアでもない者の書いたメモが一枚……


『娘を浚った。殺されたくなければ来い! 私を嗅ぎまわる臭い猫め!』


 俺は事務所で一人つぶやいた。


「へっ、ビンゴ……なんだけどよ……ちっくしょう!」


 事務所のゴミ箱を蹴り飛ばし、俺はメモに指定された場所へ急いだ。



 場所は廃工場だった。『フォルム』の生産工場だったせいか、そこらじゅうにマネキンのようなものが転がっている。俺は小細工なしで正面から入った。人質を取られては仕方ない。


「あら、よく来たわね」

「お前が?」

「ええ、私が『エイジャ』。あなたの雇い主がさんざんに捕まえたかった女」


 俺はエイジャを無視してあたりを見渡す。工場の隅に吊るされる形で気を失っているミリアを見つける。


「まさかな……人質とは予想してなかった」

「あら、そうなの? 私たち『フォーゼ』は他人と入れ替わるなんて簡単な事。だから、あなたがこの子の護衛にしていたあなたの監視役に成り替わる事も造作もない事。顔を隠すにはもってこいの仮面だったわ。あとは分かるわね?」

「いや……そこは分かる。そこじゃねぇよ」

「……何が言いたいの?」

「『お前がミリアを浚った事』が、俺にとっては予想外だった、って話だ」

「……何のことかしら?」

「ああ、そうかよ。いいぜ、答えてやるよ」


 俺は懐から拳銃を抜き、エイジャに構える。

 その時、


「うっ……ヘイトさん?」


 工場の端で吊るされたミリアが痛々しくうめく。その苦痛の声は工場内に響いた。


「ミリア! じっとしてろ、良いな! 今助ける!」


 俺はミリアにそう言いつつ、エイジャがスカートの中から短刀を取り出すのを見逃さなかった。

 咄嗟に距離を取るために、一路元来た入口の方へ走る。が、直後、左肩に痛みを感じる。俺の頭上をエイジャの顔が通り過ぎる。俺の背を飛び越え、その際に俺の左肩を斬っていったのだ。


「マジもんのバトル用ボディかよ!」

「日本のシノビって奴を元にしたの。ああ、女ならクノイチかしら。あら、あなたは違うの?」

「へっ、政府から支給された探偵用ボディさ」


 明らかに身体能力に差が有る。こっちはいざという時政府の人間が抑えやすいローパワーの『フォルム』だが相手は自分用にチューンナップした戦闘用の『フォルム』一般的に戦えば勝ち目はないが……。


「だが、俺はお前には負けない。そうだろう?」

「どうかしら?」

「いいや、お前は俺には勝てないのさ!」


 俺は即座に廃工場の天井を撃ち、照明を割る。ガラス片が降り注ぎ、かつあたりが闇に包まれる。


「なんてことかしら! まさか……探偵用、ということは暗視が効くと言うことね! 闇に乗じて……」


 エイジャが何か焦るように言っているが、俺は俺のすべきことをするだけだ……急げ!


「さぁ、かかってきなさい。迎え撃ってあげるわ、さあ!」


 知るか。わざわざ警戒中の奴にどうして発砲で位置を教えなきゃならない。


「来ないなら……」


 と、突然エイジャが俺の方を見る。暗闇の中で、俺をその両目ではっきりととらえて言う。


「こっちから行くわよ!」

「くっそ、やっぱ見えてんじゃねぇかよ!」


 俺は照準を合わせて引き金を引く。密かに射撃の為の補正プログラムを入れてあるおかげで、引き金は軽く、エイジャに対して万全の軌道で弾丸を送り込む。が、避け、斬られ、揚句指で止められ、俺が撃った弾丸は玩具のようにあしらわれた。


「お終いなの? ヘイト?」


 俺の目の前にエイジャは佇み、俺を蛇のごとく睨む。


「ねぇ? まさか、この程度だというの? 政府の牢獄で錆びちゃったかしら?」


 エイジャが俺の胸ぐらを掴んで持ち上げる。

 そんな圧倒的有利を確信しているであろうエイジャに俺は笑いながら言う。


「ふ、ふはは、終わりなわけがねぇだろうが」


 エイジャが気づいてその場から走り出そうとするが、もう遅い。エイジャの腰にマネキンの胴体が絡みつく。一つ二つ三つ四つ。そのまま宙に持ち上がる。エイジャはマネキンたちに抱き付かれながら、その暗視能力ではっきりと見えたはずだ。


「ここが『フォルム』工場であったのこと、そして俺が『ヘイト』で有ったことが、お前の敗因さ」


 そしてそのまま、エイジャを叩きつける。エイジャがもがくのを止めるまで、およそ60体の『フォルム』で作られた巨人は彼女を地面に叩きつけ続けた。



「馬鹿な……あなたは一度にこれだけの体を持てるというの?」

「いいや、ここに居るのは『中身が入ってない』だからハッキングも容易だったし、そこまで深く入らなくても操作できる。ま、正直精神が破裂しそうだがな……だが、破裂したらあの子を救えないだろ?」


 エイジャは静かに息を吐いた。


「そう……やはりそうなのね。あの子は私の……」

「あの子はあんたを探してたぞ」

「いいえ駄目よ……」


 エイジャは動かなくなっていく中、自分の言葉を確かめるように口にする。


「私の記憶は曖昧になってしまっている。『ノイズ』のせいね。多くの体に入り込み過ぎた。娘の事すら、さっきまで思い出せなかった。それに私は政府に追われている身。あの子にも危険が及ぶわ」

「だから、この一連の連れ去りで、優しい母親でなくエイジャとして死のう、と?」

「……ええ、そうよ。そうだったわ……」


 俺はエイジャの前に立ち直り、その額へ拳銃を向けた。


「ふざけんな。あんたは母親だった。戦ってる最中も……負けるように手を抜きやがって」

「ふふっ、里親が出来る男か試しただけよ……」


 遠くから警察のサイレンが近寄ってくる。

 エイジャが言う。


「あなたも処理されるわ。私の始末がついたんですもの。……私の胸ポケット。そこに“例の情報”が有る。わざわざ脳から移し替えたの。あなたが……あの子を守ってくれるあなたが持ってて頂戴」


 俺は素直に彼女の胸ポケットからチップを取り出す。そして、自分の『フォルム』の口の中に入れて飲み込む。

 工場の近くに複数の人間の足音が聞こえてくる。彼女は俺に早く撃つように急かす。

 そして最後に


「あの子を、お願いね」


 俺は『フォーゼ』を一人処理した。もう、その体には何も入っていない。ただの『外見フォルム』だ。




 その後は予想通りだった。俺は政府の人間に取り押さえられ、頭蓋から精神チップを抜き取られる。そして、そのままその『フォルム』が使えないように頭部に銃弾を数発。あれは酷い。

 ミリアは警察に救助され、そして、事態の説明もないまま保護されることになった。

 エイジャの『フォルム』もまた、俺の『フォルム』と同じ扱いをうけ、そのまま回収された。

 そして、廃工場には誰もいなくなった。

 二人の『フォーゼ』が死んだだけだった……。



























 さて?

 俺は即席の体を起こして、誰もいなくなった工場を後にする。しかし、咄嗟とはいえなかなかうまくいったものだ。

 俺はまず自分の精神チップをハッキングした空のマネキンに移し、その後俺の『フォルム』をハッキング。警察の前で一芝居をうち、さもやられた風に取り繕った。

 しかしながら、どうして毎回同じ手を警察は食うのか……。完全にマークされてない体、とは思うが、念には念を入れ、顔を隠しながら外へ出た。

 まずは、俺用の戦闘ボディの回収、その次にミリアを迎えに行き、あの探偵ボディからチップの回収……やることは多いな。だが……悪くない。



いいのかこれで(真顔)


んー

いくつかツッコミどころが入ってる気がするし

いくつかネタが危なかったりするし

何よりも『フォルム』の話が難しい…… 良くないぞこれはw


お気づきの方もいらっしゃるでしょうが

元ネタは攻殻や『峰不二子という女』『vsクローン人間』などのルパンも入っております

あとトライガンから『レオノフ・ザ・パペットマスター』も


エイジャがミリアと親子であるのは最初から決まっていた設定ですが、

当初はエイジャも味方でした。政府が敵として立ちはだかり、チップの内容で世界が変わる的なのが……なのが……どうしてこうなったw



ここまで読んでいただきありがとうございました

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