どうせ僕らは自殺する
自殺がどうしようもなくはびこってしまった世界に暮らす、少年と少女のお話。全18話。
※交流ユーザー様のささやかさん(ID170293)の作品「どうせ僕らは自殺する。」(N8953BT)に触発されて書きました小説です。本人の許可を得て投稿しています。
※交流ユーザー様のささやかさん(ID170293)の作品「どうせ僕らは自殺する。」(N8953BT)に触発されて書きました小説です。本人の許可を得て投稿しています。
人が一人死んだって止まるのは電車くらいで、世界が止まるなんてことは起こりやしない
2014/09/15 18:48
死体処理課への連絡は市民の義務です
2014/09/15 19:02
(改)
あの人もこの人も、どうせみんな自殺する
2014/09/16 20:00
ボクの祖母は今年で八十五にもなる、今の時代ではちょっと珍しい長生きだ
2014/09/16 20:00
夜は地球の反対までしか続いていないなんてことは小賢しい知識の産物で
2014/09/17 20:00
どんよりとした灰色の空の下でさびついたように広がる街を見下ろしながら、ボクと加賀見さんは陸橋を渡る
2014/09/17 20:00
海の底は冷たくて、わたしのカラダは沈んでいる
2014/09/18 20:00
冷めたブラックのコーヒーはただ苦いだけのものである
2014/09/18 20:00
ユリの花は誰も知らない間に淡々と散る
2014/09/19 20:00
その昔はソウシキなんていう文化もあったらしい
2014/09/19 20:00
みんな嘘をつきたくて、白い色で塗りつぶす
2014/09/20 20:00
こんなふうに死にたいね
2014/09/20 20:00
キレイに死ぬのも大変なことである
2014/09/21 20:00
それでもやっぱり十万円はボクらにとっては大金で、仕方ないのでボクらはちょっとした金策に走ることにした
2014/09/21 20:00
(改)
あたしたちは生きちゃってる
2014/09/22 20:00
(改)
これってきっとすごいこと
2014/09/22 20:00
(改)
どうして?
2014/09/23 20:00
よかった。
2014/09/23 20:00
(改)