今夜のキミに
話し相手になるから、いつでも
たとえ、長い夜になっても
ココロの準備はできているから
キミがそう言ったあとの
わざとらしい笑顔
わたしの中では
納得がいかない表情だったけど・・
『振り返っても仕方がないよ
後悔なんて、つきものだから』
珍しく今夜のキミは
わたしから主導権を握ろうとしてる
明日が満月だから
明日、月の下で語ろうよ
わたしがそう言うと
『ちょっと、明日は都合が悪いんだ』
キミが珍しく悲しい顔を浮かべながら
そう言った
「明日は曇りかもしれないからね」
わざとらしく、わたしが言うと
『そう、曇りの予報だった気がするな』
キミは救われたかのように
ときおり笑顔を見せて
そう言った
・・誰かと会う約束なんだろうな
わたしは直感でそう思った
いちばんに思うことは
キミはどんなときでも
ちゃんと聞いていてくれること
約束事はだいたい守ってくれるし
秘密もちゃんと守ってくれる
異性だけど異性に思えない女友達と
勘違いしてしまうこともある
そばにいてほしいと言わなくても
なんとなく、そばにいる
そんな不思議な存在
「好きになるために大切なことは?」
わたしの言葉がそんなにおかしいかな
キミは受け付けない様子でいる
『だって、好きになるのは必然だろ
誰が何と言おうと
好きになったら
それには勝てないだろ』
勝つか負けるか・・
じゃんけんのように
あいこはないのか
あいこが続けば
落ち着いたりするんだけど
楽しいこと、この関係を
長く続けようと思うなら
このままの二人でいることが
まずは正解で
特別な存在だと思い始めたら
長くは続かないんだろう
そんなことを思いながら
今夜もキミにつきあってもらう
まぶしく輝く月の下で
まずは、キミに感謝して・・
読んでいただき、ありがとうございました




