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新サキュレス物語10B(狭間世界とセイレーン編)

作者:淫魔の使い
前回で「神界のアンバランスの解消」が、終わりを告げました。しかしその「余波の影響」で「左側神の世界」では、様々な「バーデン(厄介事)」に、翻弄されました。それを見た「左側神(さそくしん)ミカエフ」は、その対処に乗り出しました。それは、この世界と重なり合う「緩衝地帯」の役割を持つ「狭間(はざま)の世界」を、創りました。その世界は「左側神の世界」と、リンクして居る「別世界」でした。

「左側神ミカエフ」は、以前から注目して居た魔人類「アナキン・キャンベル」と、その仲間達を選別して「狭間の世界」で生きる、新たな「ストレンジャー(力有る者)」としました。そしてこの神は、その御力により「左側神の世界」で起きる、バーデンの比率を、小さくして「狭間の世界」で起きる、日常としました。それを彼等が「日常の出来事」として、対処するのです。

「キャラバン隊」を、率いるアナキンは、ダルタスの「使い魔」でした。彼は、配下のゴーレム達を使い、遺跡の調査や、御宝の回収をすることを、生業(なりわい)としました。彼は、或るとき「リトリンの奴隷少女」を、買い取ることに、成りました。彼女は器量も良くて、言葉を覚えると、歌の好きな少女に、変わりました。

その町にやって来た、酒場で人気の歌姫「マリアナ」は「淫魔の派生態」と、言われた「セイレーン」でした。彼女は、アナキンの元で育った「奴隷少女の才能」を、見抜くと「彼女を私の元で、歌を学ばせれば、優秀な歌姫に、成るだろう。」と彼に、告げました。それから奴隷少女「メイリア」は、その歌姫の元で、歌の手解きを、受けることに、成りました。

しかしそれから、その歌姫が歌って居る酒場で、淫魔「セイレーン」による、無差別なバイタリティの吸引事件が、起きました。その結果、その店の全ての人達が、亡くなりました。犯人と思われた「セイレーンのマリアナ」は、それ以降、行方が分からなく、成りました。

かくして「狭間の世界」では、キャラバン隊を率いた、アウトローの「アナキン・キャンベル」を中心とした、彼等の日常生活に「左側神ミカエフ」が、注目しました。

☆本作は「完全版」の前半部分12話のみで、構成されたBシリーズの1つです。「第2章_神界のアンバランス解消編」の第5作品・最終回。(全32話)から。
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