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神の生まれた日  作者: 初目寧人
テラス団の襲撃編
4/20

4.再会と別れ

宇宙船[光空号]内

空がトレーニングルームで異能力[風]を使い訓練をしていた、

【異能力"風"】

「ー十式としき一1番、風刃ふうじん

空が風で刀を作り出し、ダミー人形を切る、

「ふぅ、十式結構使えるようになってきたな」

空が息を吐き椅子に腰をかける


ーー十式としきーー

空が宇宙船内で創り上げた空独自の技

風を操り敵と戦う


「もうそろそろつくかな」

空が窓を覗くとそこには地球があった、空は荷物をまとめ部屋を片付け始めた、

数分後、光空号が「ソーラーシステム隊」の基地についた、

「ここがソーラーシステム隊の基地か、すげぇ…」

空が基地を見まわす

「君は?」

一人の男が空に近ずき話しかける、

それに空が少しきょどりながらも言う

「こ、こんにちは、姉がいつもお世話になっております、椴空です」

「吹音に会いに来たのですね、少々お待ちください」

そういって男は基地の奥に入っていった

男が奥に行ってからちょっとした頃、奥からドタドタという走る音が聞こえる、「?」と空が基地の奥を見ていると「そらーー」という叫び声が聞こえてきた

「ねぇちゃん!」

吹音が奥から走ってきて空に抱きついた

「よかった、無事で」

吹音がそう言って涙を流し空の顔を見つめる、

「ねぇちゃんあつい~」

空がそう言って吹音から離れる

男が呆れた顔で吹音を見る

「吹音、そろそろ空くんを部屋に連れてってあげな」

吹音がハッとしたような顔で「わかった!」といって空を連れて行く

男が怪しい笑顔を見せる、

廊下を歩きながら空が聞く

「ねぇ、あの人だれ?」

「あー、あの人は桜井って名前で私の同僚!」

吹音が笑顔で説明する

二人が話している間に吹音の部屋の前につく

「空!ここが私の部屋だよ!」

そう言って吹音が扉を開ける

そこには空には信じがたい光景が広がっていた、

「きっっっったな!」

ベッドの上以外は全てゴミで埋め尽くされていた

「うるさいな〜いいじゃん生活できれば」

吹音がそう言いながらベッドにすわる

空は[異能力"風"]を使い、ゴミを一箇所にまとめる

「異能力をそんな使い方すな!」

吹音が突っ込む、空がゴミを袋に入れて隅によせた

「てか早く空星に戻らないと!母さんが!」

空が焦りながら吹音の手を引く、

「そんなに焦らないで、空星と地球を行き来するのはすごく燃料がいるの、それにすぐに死んじゃうってわけじゃないから…安心して」

「でも、でも…」

空が下を向きながら吹音の手を離す

「大丈夫、あと2、3週間したら燃料もたまるし」

そう言って吹音が笑顔をつくる、空は少し安心したような顔を見せる

「ちょっと行くとこあるからまっててね」

吹音が部屋を出ていく

吹音が出ていってから約2時間がたって空が心配になり吹音を探しに行く

「ねぇちゃーん!」

空がそう叫びながら廊下を歩く、何回か叫んだあと1個の部屋から大きな物音がした、

その部屋を空が見に行くと中で吹音が縛られていた

「ねぇちゃん!」そう言い空が吹音に近づき縄をほどこうとした瞬間、

「ちょっとそれはだめかな」

声が聞こえて空が後ろを向いた瞬間目の前に炎が広がった、

【異能力"ほむら"】

吹音の周りが炎で囲まれる

「っ!桜井さん?!」

空の後ろには桜井がいた、

【異能りょ…

えん

空が異能力を使おうとしたとき桜井の異能力で発動を邪魔された

「くそ!」

空が少し後ろに下がる、桜井が炎に向かって歩いていく「!?」

「やぁ、空くんさっきぶりだね」

桜井が吹音の前に立ち吹音を持ち上げる、そして桜井が窓の前まで行き窓を開ける、

「じゃあな、また会うことがあったらそんときは戦おうな」

空は「ねぇちゃん!」と叫びながらただただ眺めることしかできなかった

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