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神の生まれた日  作者: 初目寧人
テラス団の襲撃編
3/20

3.遭遇

「うっ母さん……」

空が病院のベッドに寝ている沙恵を見つめながら泣いている、

「なんで沙恵が、こんなことにならなきゃいけないんだよ…」

テラス団に襲われたあと、すぐに川井が空の母親を病院へ連れて行ってくれてなんとか一命はとりとめたものの半分植物状態はんぶんしょくぶつじょうたいで少し手足が動かせるだけ、

「先生!助かる治る方法はないんですか!」

川井が医師に乱暴に聞く

「あります…しかし、それは異能力者でないと治せません」

医師が申し訳無さそうに答える

「……なんの異能力ですか?」

空が涙を拭いて医師に聞く

「…再生、異能力の中でも珍しいものです」


〔異能力"再生"死なない限りどんな病気、怪我でも治せる万能異能力〕


空が思いついたように言う

「姉が再生の異能力者です!」

空の姉である椴吹音とどふぶねは宇宙警官第三星団、[天の川星団]のソーラーシステム隊の一員で現在地球にいる。

「僕が地球に行って姉を呼んできます!」

「無茶だ!何光年離れてると思ってるんだ!」

川井が空にむかって叫ぶ

「無茶でも行くしかないだろ!」

空が川井にむかって言い返す、

「…わかった、宇宙船を用意する」

川井が病院をでていく、


数時間後…


病院の外で大きな音がする、空が外を見るとそこには宇宙船があった。

「すげぇ」と空が声を漏らす、

「これが俺が今買える中で最も良い性能の宇宙船だ、大事に使えよ」

元気のない川井が無理に笑顔を作る。

空が安心したように少し笑う、

「川井さん、俺行ってくるよ!」

そう言って空が宇宙船に乗り込む、


ーー宇宙船 [光空号こうくうごう]ーー

 地球にむかうために川井が用意した宇宙船、

 少し細長いポットのような形で中には部屋がリビング含め寝室とトレーニングルームの3つがある


ゴォォォという音とともに宇宙船が離陸する、

窓から空が川井達を見下ろし手を振っている

「行ってきます!」空の元気な声に川井は安心したような顔を見せる。

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