学園の裏側編
仲野が亡くなってから一ヶ月。学園はまた
いつも通りの平穏な生活が戻っていた。
しかし
俺には一つ気がかりなことがある。
仲野が死ぬ間際
『この学校を操ってるやつがいる込戸、お前が暴き出すんだ、、』
この学校を操ってるやつとは一体誰なのだろうか。
俺は教師達を調べるために仲間を作ることに
した。うちの学校は5クラスある。なので各
クラスに一人仲間を作ることにした。
そして怪しい動きをしている教師がいないか
を調べた。それぞれのクラスの授業中の教師
の様子を調べた結果一人怪しい動きをして
いるやつがいた。英語教師の長田だ。彼は
独特の喋りで声に特徴があり女子に人気の教
師だ。調べた結果長田は毎日14時頃になると
途中で5分ほどいなくなっている時間がある
ことがわかった。一体なにをしているのだろ
うか。翌日の14時。授業中の俺たちはそれぞ
れ適当な理由を作り教室を抜け出すことにし
た。5人でそれぞれ1階〜5階まで見張りをし
た。
〜放課後〜
込戸『誰か長田をみたか』
生徒b『俺みたぞ。3階で見張りしてたらな長田が4階の方に上がっていったぞ』
込戸『4階、5階では誰かみたか?』
『いや、みてない』
込戸『とりあえず4階、5階で怪しい部屋がないか調べてみよう』
こうして4階、5階を調べた俺たち。
生徒c、d『ほんとに怪しい部屋なんてあんのかー?!隠れろ!長田だ』
『がちやん、、えー』
長田『誰かいるのか?』
生徒c『やばいよおい、、』
生徒d『どうする、、』
『長田先生ー!』
長田『あ、涌井先生』
涌井『あの〜明日ってなんか会議ありましたっけ?』
長田『えーっと〜』
生徒c『今のうち逃げるぞ』
生徒c『やばかったなー』
生徒d『涌井マジナイスー』
生徒c『お〜込戸』
込戸『お前らどうだった』
生徒c『おー5階にいたぞ危なくバレそうだったんだけど涌井がきてくれたおかげて大丈夫だった』
長田はかつて生徒数が多かった時に使用して
いて今はほとんど使われてない5階の教室に
アジトがある可能性が高い。
込戸『それにしても長田はまだしも涌井先生はなぜ5階にいたんだろ』
今日は危険なので明日改めて調べることに決めた。
〜翌日〜
俺は涌井先生に放課後家庭科室にくるように
呼ばれたので向かうことにした。
家庭科室には今回の調査メンバーが全員いた
なぜだ
涌井『あなた達のやってることはわかってます。学校の裏側を調べようとしているんですよね?』
込戸『…はい』
涌井『この学校を操ってる人がいる。仲野さんにかつて聞いたことがあって私も興味があったの協力しましょう』
こうして俺たちは涌井と手を組むことにした
込戸『谷田部さんは一体なぜここに?』
涌井『あ、こいつは私の弟子として協力してもらう』
〜翌日〜
込戸『さぁ今日は長田を目撃した部屋に忍び込もう』
5階に向かった俺たち。するとそこには
なぜか涌井が長田と一緒に部屋に入っていっ
た。
生徒e『なんで涌井が…』
生徒b『嘘だろ…』
果たして涌井は敵なのか味方なのか。






