誰かのための歌
木漏れ日のような
日だまりのような
微笑む君
出会った僕はひどく不貞腐れてて
素直じゃないそんなやつだったんだ
でも
許してくれるような
受け入れてくれたような
君の「大丈夫」に僕は照らされて
僕の世界が煌めいて
ここまで君と一緒にいる
いつも
微笑みがちなその笑顔が
当たり前だと思っていて
でもそんなことは全然なくて
すぐにでも消えてしまいそうで
僕はひどく悔しいんだ
愛されたがりな
少しわがままな
でも僕もおんなじで
君も笑ってる
じゃあ
このまま一緒で
なんて
難しいかな
いつか
君はどこかに
行ってしまうのかな
君の
悲しそうに少し微笑むときや
優しく泣いてしまうとき
誰かを思う心があって
誰かのために強くなる君
僕はひどく悔しかったんだ
どうして君ばかりって
幼稚なこの思いには
君を思う気持ちがあって
でも君はきっと困ったように笑うから
僕はこんな唄を作ったよ
ねぇ
木漏れ日のような
日だまりのような
温かい君の
足跡が全部
今の君を
形作るなら
ねぇ
辛かったことも
苦しかったことも
なかったことにはできないけど
それらは全部いいことだ
それらは全部いいことだ
もっと笑ってほしい
君を笑わせたい
幸せのために沢山泣こう
幸せのためにたくさん転ぼう
大丈夫
君は大丈夫
少しでも元気になればいいと思っています