第三話 出会い
妖精の森について僕は、キノコを探しているところ、身なりのいい男が太っている男を殴っているところを見た。身なりのいい男は、僕に顔を向けてこう言った。
「やあ。俺は、貴族のカイ。1万マヌーあげるから友達になってよ。それでこのデブを一緒に殴ろうよ」
僕は、カイに、
「なぜこの男を殴る?」
そう言ってカイは答えた。
「この男の見た目が気に入らないから殴っている」
僕は、怒りながら、
「お前みたいなやつなんかと友達になるわけないだろ」
そしてカイは不機嫌そうに、
「だったらお前も一緒になぐられろ!」
カイは、僕に殴りかかろうとしたとき僕は、カイに、下級魔法ファイアーを放った。カイは、全く効いている様子はなかった。
「この俺がお前みたいな凡人に傷なんてつけられるわけがないだろう」
カイは、中級魔法のミデファイアーを放った。何とかよけたが、僕は、カイには、勝てないかもしれない。僕は、下級魔法しか使えないし、剣術も人並みの強さだからだ。
そこで僕は、ファイアーをカイの足元に5発放った。視界が煙で見えなくなっているすきに、太った男をつれて森の奥へ逃げた。
太った男は僕に、
「さっきは助けてくれてありがとう。おいらはガッツ。よろしく」
「僕は、フクシ。」
僕は、回復魔法ヒールでガッツのけがを治した。話を聞いたところガッツは、僕が住んでいる村の隣にある村の住人で僕と同い年だった。ガッツは、
「妖精の森に湖があって選ばれたものだけが妖精にあえるよ」
そういってガッツは、村に帰っていった。
僕は、湖に行ってみることにした。
湖について湖の目の前に美人な女の子がいた。その女の子は、湖の目の前でこういった。
「妖精さん。どうか私の右腕を治してください」
僕は、女の子にどうしたのと聞くと
「魔王幹部の呪いで右腕が動かなくなってしまったの。だから妖精さんにお願いして右腕を治してもらおうとしていたの。私の名前は、アロマ。あなたは?」
「僕は、フクシ」
その瞬間湖から妖精でてきた。
「私は、妖精の森の王、妖精王。私は、あなたの人を助ける勇気に感動しました。」
妖精王は僕の方を見てそう言った。