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選ばれし者ヒロとユッコの異世界グルメ冒険譚

作者: 藤屋順一

なろうラジオ大賞向けに、なろうっぽい作品を書いてみました。(作者比)

文字数を抑えるために色んな所で無茶をしていて、かなり読みづらいところもあるかと思いますが、楽しんでいただければ幸いです。


※作中のキャラクターはパーソナリティのお二人とは一切関係ありません。

「――というわけで、選ばれし者ヒロよ。あなたには倒した魔物を食材に変えるチート能力を授けます。以上。それでは、異世界へお行きなさい」

「はい!?それだけ?えっ、ちょっと待ってくださいよ!女神さまぁぁ〜!」

 ドスン!

「あいたた……何もかも雑だな。あの女神様」

 そんなこんなで俺は女神様から異世界を救う勇者として選ばれて現実世界から召喚され、有無を言わせぬ満面の笑顔で雑な説明を受け、このファンタジー感あふれる異世界に文字通り放り出されたわけだ。

「さて、これからどうすれば――」

「いやーっ!誰か、誰か助けて!」

 いやいや、お約束だけど雑過ぎるでしょ。ま、ここは行くしか選択肢がないか。

 森の奥、木々の間をすり抜けると、女の子がゼリー状の物体に足を絡まれ、飲み込まれそうになっている。

「大丈夫!?」

「良かった〜早いとこコイツを何とかして!」

「あっ、ああ!今すぐ助けるからっ!」

 何かないかと足元に目をやると程良いサイズの小石が落ちている。これだ!

「てぇいっ!」

 プルンッ!

 おおきく振りかぶって投げつけた小石は信じられないスピードで一直線に飛んでゼリーの真ん中にある赤い球状の部分を貫く。

「どこも怪我してない?」

「お兄さんめっちゃ強いね。ホンマに助かりました。ウチ、そこの村の食堂の娘のユッコ言います」

「良かった。俺はヒロ。よろしく」

「ありがとう。ヒロ。お礼にうちでごちそうします」

 そして、ユッコに連れられ村の小さな食堂にやってくる。

「ささ、なんでも注文してや。ユッコ特性コロッケとかオススメやで」

「じゃあ、唐揚げを……」

「ん?カラアゲってなんなん?」

 は?コロッケがあるのにカラアゲがないってどんな世界だよ!

「唐揚げって言うのは鶏肉に衣を着けて揚げた料理で、サクッと噛めば旨味と香ばしさが混じり合った肉汁がジュワ〜っと……」

「めっちゃ美味しそう!トリニクって空飛んでる鳥の肉のこと?」

「いや、ニワトリの肉に決まってるでしょ。真っ赤なとさかがあって、嘴は尖り、爪は鋭く……」

 紙とペンを借りて鶏の絵を描いて見せると、ユッコの表情が恐怖に引きつる。

「これはまさか、ブラッディ・ヒルの魔鳥ニワトレックス!?」

「いや、そんなんじゃ……」

 絵がまずかったかな?

「ウチの夢は世界中の美味しいもんを集めてこの食堂を世界一にすることや。ヒロと一緒やったらきっとそれが叶う!」

 え?何この展開。

 こうして、俺とユッコのグルメ旅が始まるのだった。

やっぱりストーリーがあるもので1000文字以下は厳しいですね。

構想段階で盛り込みたかったシーンはおろか必要な設定の描写まで相当端折ることになりました。作品として成立しているかどうかも怪しいです。

空白改行含むだったらアウトですが、これ以上は削るのは難しいのでお祈りするばかりです。


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