人物紹介・用語解説
※ストーリーに関与する事項もあるため、了承の上お読みください。
○世界
アーバンアングランドと呼ばれる世界。東西南北に一ヶ所ずつ剣術や武術などを学べる剣術屋敷が構えられている。その内の南に位置する、銘郡の地にある剣術屋敷を舞台とした、ある少年の物語。
その少年は、怪異が棲息する〈暗黒〉と呼ばれる世界に唯一存在できる〈暗黒者-デッド-〉であり、その能力を開放していく中で、多くの怪異と出会い、自身の役割を知る。
※基本的に、人物名はカタカナ。地名、怪異名は漢字。表裏一体をテーマにしているため、敢えて混合させています。
○登場人物○
※個人の特殊技についても書き足していきます。
ザイヴ=ラスター 17歳 〇愛称 ザイ、ザイ君 ●役職 屋敷生
・身長 168センチ ・体重 56キロ ・好物 プリン(目がない、プリン以外の極端に甘いものは苦手)
・幼馴染 ラオガ、ウィン ・使用武器 鎌、剣など(接近戦タイプ)
・特徴 茶髪、右側前髪短め、青瞳
○特殊技 ・鎌裂き・歪鎌・潰傷鎌・静闇
ラオガ=ビス 19歳 〇愛称 ラオ ●役職 屋敷生
・身長 175センチ 体重 64キロ ・好物 肉まん
・幼馴染 ザイヴ、ウィン ・使用武器 槍、剣など(遠距離戦タイプ)
・特徴 金髪、外はねヘア、緑瞳、耳にグレーの被せ物
○特殊技 ・槍の針・眩耀断・浄闇
ガネ=イッド 27歳 〇愛称 ガネさん ●役職 教育師
・身長182センチ ・体重 68キロ ・好物 好き嫌いなし
・幼馴染 ソム(剣術屋敷で幼少期に知り合う) ・使用武器 剣、針中心に基本何でも(オールタイプ)
・特徴 灰髪、耳が髪で隠れている、灰瞳、怪異と類似した瞳
○特殊技 ・蝕害針・聖の針・怠刺・無の針・劫・針境
ウィン=アード 17歳 〇愛称 ウィン ●役職 屋敷生
・身長162センチ ・体重 50キロ
・幼馴染 ザイヴ、ラオガ ・使用武器 剣、杖(自然魔使いのため武器不要の場合も)
・特徴 金髪、橙瞳、ウェーブヘアをサイドテールに結っている
ソム=ネロ 22歳 〇愛称 ソム、ソムさん ●役職 教育師
・身長166センチ ・体重53キロ
・幼馴染 ガネ ・使用武器 剣、杖など(特殊な自然魔使い)
・特徴 橙髪、橙瞳、短め、ピアス
○特殊技 ・雷煌・炎華 〈属性融和〉・雷氷
オミ=ルーブ 28歳 〇愛称 オミ ●役職 教育師
・身長180センチ ・体重67キロ
・幼馴染 ゲラン ・使用武器 基本なんでも(オールタイプ)
・特徴 赤髪、銀瞳、ストレートヘア
ゲラン=ダッカー 30歳 〇愛称 ゲラン、ゲランさん ●役職 医療担当教育師
・身長185センチ ・体重72キロ
・幼馴染 オミ ・使用武器 莫刀(接近戦タイプ)
・特徴 二段髪(上下で青い髪だが色が違う)、二色眼(一つの瞳に緑と黄が入り混じっている)、 目つきが悪い、ひげ
ルノタード=リン 34歳 〇愛称 ルノ、ルノさん ●役職 教育師試験部および監査官部本部長 兼 教育師
・身長192センチ ・体重78キロ
・ガネの恩師 ・使用武器 剣銃
・特徴 黒髪、濃い紫瞳、左額に痣、右目下に切り傷痕、温厚、タートルネックシャツ
ノーム=マカドル 22歳 〇愛称 ノーム ●役職 教育師
・身長165センチ ・体重52キロ
・ソムと親しい ・使用武器 特になし 自然魔士・風
・特徴 栗色の胸元まである髪、大きな目のタレ目、よくメガネをかけている
ユラ=マーク 19歳 〇愛称 ユラ ●役職 屋敷生
・身長177センチ ・体重66キロ
・応用剣術クラスのお調子者 ・ザイヴのことを「ザイちゃん」と呼ぶがザイヴには嫌がられる
・特徴 コーラル色の髪、前髪を上げている、紫瞳、少しつり目
チェイン=リンス 18歳 〇愛称 チェイン ●役職 屋敷生
・身長170センチ ・体重62キロ
・応用剣術クラス ・剣裁きが横暴
・特徴 赤茶色の髪、短髪で外ハネ、緑瞳、細目、ヤンキー系良い人
シリス=ドム 18歳 〇愛称 シリス ●役職 屋敷生
・身長168センチ ・体重60キロ
・応用剣術クラスの中でも穏やかな雰囲気 ・剣術はうまい
・特徴 青黒色の髪、ストレートの短髪で前髪が目にかかる、青瞳、大きめの目、一人称は「おれ」
ラクラス=モック 25歳 ●役職 教育師
・身長176センチ ・体重67キロ
・応用剣術クラスの教育師、穏やかそうに見えてかなり毒舌
・特徴 茶髪、短髪の(少し)癖毛、左右に赤く染まる毛束、赤瞳、一重瞼、右目下、左口元に黒子
ホゼ=ジート 32歳
・身長178センチ ・体重65キロ
・使用武器 剣、ナックル、短刀など(接近戦タイプ)
・特徴 グリーンアッシュみたいな色、センター分けの短髪、深緑瞳、細く鋭い目
ギカ=メイグ 18歳 〇愛称 ギカ
・身長170センチ ・体重60キロ
・幼馴染 ザイヴ ・使用武器 細牙
・特徴 明るめ茶髪、前髪を右側に流していていて全体的に鎖骨にかかる程度の長さ、濃い青瞳、喧嘩強い、面倒見がいい
○特殊技 ・細斬り・廻斬り
ビルデ=ムーダー 23歳 〇愛称 ルデ
・身長177センチ ・体重70キロ
・魔物使い、炎使い(炎の方は特殊だが能力は本編で書かれるのでその時まで保留)
・特徴 紫髪、前髪ありの全体的にツンツン、青のグラデーション瞳、層のような色がかり、半目、口調が独特
ヴィルス=ザガル(仮名) 享50 ●前屋敷管理官
・「真迷い」の末死去。ホゼとの協力体制があったことを疑われている。
ゼス=ミュシー (20) ●役職 屋敷生
・身長177センチ ・体重65キロ
・特徴 茶髪、右目が隠れるほどの前髪、垂れ目、緑瞳、両耳にピアスたくさん
○怪異
穏慈
・怪異 ・変異得意(人の形になれる) ・例えるなら化け狼
・反射神経が凄い ・元の名「旺」
○強力能力:宵枷
薫
・怪異 ・変異できる(人の形にはなれる) ・例えるなら龍。でも龍じゃない。
・嗅覚が凄い
吟
・怪異 ・〈暗黒〉に欠かせない存在 ・不安定にフワフワしている感じ
・空間を読む力を持つ守り神的存在
深火
・怪異 ・方舟を吸収した ・赤眼、尾に火を灯す
・能力は追い追い
秀蛾
・怪異 ・元人間 ・蛾のような羽を背中にはやしている、毒をもっている、甲高い声
顔擬
・怪異 ・秀蛾に懐き懐かれている ・言葉は発せない、ノイズがかった声、顔のみで存在している
嶽
・怪異 ・死を恐れてデッドを喰おうとする ・実態をはっきりもたない
○強力能力:糸舵
業壺
・怪異 ・壺の姿、裂けたような口、三つの目
・〈暗黒者〉に呼びかけ、そのモノを呼び出せる
雪洋
・怪異 ・姿を写せる上、強い力をもつ ・元人間
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ヤブ 20歳前後
・身長170センチ ・体重60キロ
・使用武器 トンファー(接近戦タイプ)
・特徴 口が悪い俺様、前髪流してる、黒髪、緑瞳
シュウ(泰) 年齢不詳
・身長155センチ ・体重47キロ
・元怪異、毒の扱いに長けている、氷の拳
・特徴 淡白な喋り方、淡い青髪ボブヘア、髪と同じ瞳色
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・〈暗黒〉
アーバンアングランドを陰で支える世界。人は存在できないため、世に知られることはほぼない。
暗様(暗く、視界がはっきりしない場所)、妖気(必要な怪異も不必要な怪異もいる)、色素と能力の層(ある意味〈暗黒〉で最も必要な要素)の3つの要素がある。
表世界との均衡を支える、一般には見えない繋ぎのようなものがある。
・〈暗黒者―デッド―〉
〈暗黒〉に存在できる唯一の存在。怪異と契約を結ぶ際に、〈暗黒〉の武具を手にすることができ、様々な力を発揮していくことができる。稀に覚醒することがあるが、本編で覚醒が起こった時に説明を追加予定。
・怪異
裏世界〈暗黒〉に棲息する存在。人よりも相当長く生きている。アーバンアングランドに行くことができる怪異もいれば、適わない怪異もいる。長けた能力と血の色は関係があり、それぞれ能力を選択することが可能。
・剣術屋敷
アーバンアングランドのある剣術を扱う屋敷。北側は埜都、南側は銘郡、東側は箔志部、西側は翔寥と呼ばれる地にある。銘郡にある屋敷は全部で四か所にある屋敷のうち最も実力がある屋敷と言われている。剣術の実技だけでなく、座学として基礎知識、一般教養も扱うため試験なども行われている。屋敷の存在理由は本編にて述べられるため省略。
・青精珀
都市青郡にある魔石。働く力によって色が変わり、空を例えさせるもの。この魔石の保護の力は大きく、何人も触ることができないと言われている。これのお陰でホゼの手が伸びずにいる。
・心霊幻界
人の心や魂が体から離れてしまった時に存在する場所。心を喰らおうとする弱い魔物がいるが、本当に弱いのでよっぽどのことがないと食べられることはない。武具、武器等は使用できず、ここで死んでしまうと現実でも死亡する。しかしイメージすることで本編のように攻撃をすることもできるため、対応を知っていると強い。また、〈暗黒者〉にとっては大きな負荷がかかる場所のため、ここに来ることがないことがベスト。
・竹剣
剣術の実習の際に扱う剣。素材は柔らかく怪我をしにくいために取り入れられているが、扱いようによっては本当に斬れるため、ある程度の注意は必要。しかし本戦になるとすぐに折れてしまうため、実際に戦う際は本物を扱う必要がある。
・教育師試験部および監査官部/本部長
剣術屋敷を管理するトップ管轄。四つある屋敷のそれぞれ本部長が就き、教育師の試験を取り締まり、担当屋敷の管理を取り締まる役目を請け負う。実力や信頼がない限り就くことはできない。本編に出てきたルノタードはこれに就いて四年経つが、実績は上の中。
・都市分裂および大都市虐殺
青郡と光郡が一つの都市、「后郡」だった頃に起きた事件。その頃には既に青精珀もあった。
都市の中で二つの域に分かれてあり、青精珀がきっかけで闘争となった。
多くの人が亡くなったが、この闘争結果、今の青郡が主要都市となった。
・宮杜祭祀襲撃事件
人型魔界妖物、魔妖系人体生物の二人が大きく関わった過去の事件。人と魔の融合体を作ろうと企んだ謎の団体が、神の清めを受ける祭りを行う宮杜を襲撃し、シンマが魔妖系人体生物になってしまった。
・人型魔界妖物
元の存在が魔物、または魔族。これが基礎となり人間と融合した者。本編ではビルデがそれに該当し、魔族の生贄として融合している。魔を使役できる他、もともと持っている異能を操ることも可能。
※ここで言う生贄は、人と干渉できる存在を作り、一族を守るためのもので、命を差し出すわけではない。
・魔妖系人体生物
マノイドとは逆に、元の存在が人間。これが基礎となり、魔物と融合した者。本編ではシンマがそれに該当し、事件の被害者であり生き残り。融合時に人体は一度ばらばらにされており、融合後はその影響で体の一部が欠落する。魔物の妖力と特殊な技法のお陰で人の形を成して形成されるが、もちろん失敗すれば無残な死体。
融合した魔物の能力を使える他、訓練すれば個々に合う異能を操れるようにもなる。ほぼ不死。
一方で、融合の繋目が弱点であるため、この部位が破損すると命を落とす。
・真迷い
自身の正体を偽っていたり、記憶が曖昧であるまま死亡してしまうと、この現象が成り立つ。
本当の姿を探し求めて現世に戻り、見つけることができれば自然と消滅する。(不完全体の真迷い)
一方、ある手順を踏むと裏の存在である怪異に姿を変え、実態を持った状態で戻って来る。(完全体の真迷い)
本編では、主人公もその一人であったが、名前を知り得ることができ、脱することができている。
・覚醒
〈暗黒者-デッド-〉の二人が本来の能力を発揮する際に起こる事象。感情に左右されて覚醒が起きていたのではなく、分かれた二つの存在が戻るために数度に渡り起きているのだと、闇封編で明らかになる。
覚醒が進んでいくと同時に、ある結末が見えてしまったことで、主人公が暴発した。
→随時追加予定